ウチのムスメは反抗期

中2のひとり娘、A子は反抗期。小6春からいよいよ扱いづらくなった。小6のクリスマスにスマホを持ってからは、態度も生活もハチャメチャに。日々吹き荒れる嵐は、いつ穏やかな風に変わるのか。日々の日記です。

塾の振替

金曜日夜に、ムスメは塾の振替をひとコマ入れていた。

春休みから溜まりに溜まった振替がどんどん期限切れになっていくのに、いつまでも取ろうとしないムスメ。

私はしびれを切らして「あまりにもお金がもったいないから、いいかげんひとつぐらい振替を取ってくれないか?」とムスメに下手(したて)に頼んで予約を入れてもらった。

 

ところが当日、結論から言うと、ムスメは家で寝過ごしてその振替授業をパーにしたのである。

 

夕方、少し遠くのスーパーへの買い物から帰った私は、ムスメの靴が玄関にあることに、まず嫌な予感がした。

そしてムスメの部屋が閉め切られているのを見て、「うっ‥」と気分が悪くなった。

ムスメは部屋にいるのだ。

 

寝ているに違いない。

 

珍しく部屋の鍵をかけていない。 

部屋のドアを開けると、ムスメは学校へ着て行った服のまま布団の中で寝ている。

ベッドに転がっているうちに睡魔が‥という感じではなく、しっかり布団をかけて、寝る気満々で寝たような状態だ。

 

「塾は⁉︎」と私。

布団の中でもぞもぞして「‥え?」とムスメ。

私「何で行かなかったの⁉︎」

ムスメ「‥‥‥寝落ちした」

 

はぁ?

なめているのか?

 

さっきまで飲んだり食ったりスマホをしたりしていたではないか。

一時間ちょっと私が出かけるだけでなぜこうなる?

 

私「なぜ寝る⁉︎ なぜ起きない⁉︎ どうして塾に行かなきゃと思わないの⁉︎」 

ムスメ「疲れてたんだよっ‼︎」

 出たよ、またお得意の「疲れた」だよ。

この人の「疲れた」を聞くとすごくイラつく。

 

私「パパは?何でいないのっ⁉︎」

 

この日は、オットが家で電話会議だかスカイプだかで仕事の打ち合わせだから、と言って午後早めに帰宅していたのだ。塾の時間の話をしていたのでオットも心得ているはず。

そう思って安心して買い物に出た私。

交通機関の乱れで帰宅が遅くなったけど、オットも家にいることだし、まさかまさかまさか塾に行っていないとは思わなかった。

甘かったよ。

どいつもコイツも信用ならねぇー!

 

ムスメに「塾に寝坊したので振替授業に行けない」と断りの電話を塾に入れるように言った。

しかしムスメは「無理!お願い!」と布団の中で怒鳴ってくるのみ。

 

無茶苦茶腹がたってくる!

 

 私「自分のミスなんだから自分で電話しなさい!」

ムスメ「無理!やって。絶対無理!」

私「電話しろよっ!」

ムスメ「無理」

私「その程度の自分の尻ぬぐいくらい、自分でやれって言ってんだよ!」

ムスメ「無理」相変わらず布団の中。

 

このやり取りをすること5分くらい。

キレて怒鳴ることはもうしないって思っていたのに、どうしても「仕方がないわねぇ」って感じに穏やかではいられなかった。

何度も言ってやっと取らせた振替なのに。

 

ムスメは、結局は私が塾に電話すると知っているのだ。電話しないと塾に迷惑がかかる。待っていてくれる先生に申し訳ないと思う、私の心理を読んでいるから。

 

悔しかったけど、グッと飲み込んで塾に電話した。

塾の事務の人が電話に出て笑っていた。

何で笑うの??

アナタこそ、振替溜まっても「じゃあ振替入れますね」とか「メールでお知らせしますね」って口ばっかりで知らん顔してるくせに。

何だかもうこれっぽっちの事で、周りが全部敵に思えてくる。

 

事務の人「では今日の分はもう仕方がないということでお休みですね」

私「はい」

事務の人「それとは別に、明日の通常授業分については、先ほどお電話いただいたように月曜日に振替ということでいいですか?」

私「はい、お願いします」

 

そう、塾にはたった2時間前にも電話したのだ。

ムスメが「土曜の分は友達と遊ぶから振替えて」と言ってきたから。

 

友達と遊ぶくらいで塾を振替にするなんておかしいと思った私は、ムスメの申し出を許可することを渋った。

 

運動会、学校行事なら振替を取るのもいい。またクラスみんなでテーマパークに行くなど、イベント的なものなら仕方がないかと思う。

あるいは普段は一生懸命頑張っている子が、たまにこういうことを言ってくるならば喜んで許すよ。

でも普段こんな調子なのに、自分の欲望ばかりを満たして、当たり前のように権利ばかりを主張してしてくるのは間違っている。

 

「友達と遊ぶから。その子は日曜日に習い事あるんだって。だから土曜日塾のA子とその友達は永久に遊べないじゃん?だからA子の塾を張り替えるんだよ」とムスメが偉そうに言う。

 

私「それならその友達の習い事を振替てもらえば?だってA子だけ振替えて合わせてあげるのって不公平じゃない?」

ムスメ「は?は?は?何で不公平?え、え?」

 

あ、そうか。

土曜に塾に行かないで済むのが嬉しいムスメ。

日曜日の習い事を休まずに、土曜日はムスメと遊べて嬉しい友達。

利害関係は一致している。

面白くないのは私だけだ。

 

ムスメ「その友達の習い事ってスポーツ系だから。振替ないってさ」

本当なのか?

 

というわけで、ついさっき不本意ながらも塾に電話して土曜日の授業を月曜日に振替てもらったばっかりだったのだ。

 

その直後にこのザマだ。

金曜日は寝坊して行けず。

土曜日は遊ぶから行かず、月曜日に振替。

疲れた疲れたっていうくせに、月曜日は本当にいくのか?って疑念が湧いてしまう。

 

オットが帰ってきた。 

単に近所をふらふらとお散歩に出てたらしい。

私「何で塾に行かせてくれなかったのっ!?!」

完全に激怒モードの私。

オット「へっ?えええーっ?うそぉー」

 

どうやら塾のことを忘れていたらしい。

ムスメは寝ていて気配もないし、思い出さなかったのだろう。

何てオメデタイ。

家族のスケジュールを常に念頭に置いてすごく私とは違うんだね。

もういいよ。

こんなことで怒り沸騰な自分自身にも嫌気がさしてくる。

 

ムスメはそれから夜中まで部屋から出てこなかった。

塾だからと事前に夕食も食べさせたし、もういい。

そうやって明け方まで起きてりゃいいよ。夜中にジャンクフード食べ散らかして。

 

そして土曜日。昼過ぎに起きてきたムスメ。

娘のために朝食を温め直して並べようとしたら「昨日言ったじゃん。遊びに行くから。昼メシ友達と食べるから今いらない」とムスメ。

メシのことまで聞いとらん!

 

私「栄養偏りまくりだから、スープくらい飲んで行って」

ムスメ「時間ない。友達と食うってば!」

オット「ホラ、よそったから、これ」

好物のコーンチャウダーをチラッと見たムスメ。何と、黙ってテーブルに座って食べ始めた。

 

ムスメ「 そう言えば金返すわ。おつり。はい。」

1週間前に文房具を買うからとのことで、小銭の持ち合わせがなかったので5000円ほど渡した。大きなお札しかなかったから。ところが4500円ほどあるだろうお釣りを返すように再三催促をしていたのに、返事ばかりで返さない。

そしてやっとこの時ムスメが4500円くらいのお釣りをテーブルに置いた。

 

そして「今日の分の金くれない?」と。

私「イヤだ。もう5月もたっくさんあげたし」

ムスメ「‥‥」

オット「‥‥」

ムスメ「金ないと遊べなくて困るんだけど?」

私「知らない。もうすでにすごい金額あげているから」

ムスメ「‥‥」

オット「‥‥」

ここにもしオットがいなかったら修羅場になるところだ。

ムスメ「じゃさ、6月のおこづかい下さい。今日はそれでやる」

オット「いいよ」と言って財布を取りに行く。(おこづかいはオットから渡しているので)

 

 ムカつくムカつくムカつくー!

 

ムスメも。

自分も。

 

ホントやだ。

 

こうして文章にすると、つまんないことでイラついてるなーって自分で思う。

 

そういう私の気持ちを強引に、半ば無理矢理にでも楽しい気分に切り替えるべきなのか。

あるいは考え方を変えて「今のこのムスメで充分」って、これまた無理矢理にでも思うべきなのか。

またはイライラしている自分、腹を立てている自分を許すべきなのか。

 

何事においても取扱説明書が欲しいよ。

ムスメのことを考えてしまうのをやめたい。

悶々と悩んで試行錯誤はもうしんどいです。