ウチのムスメは反抗期

中2のひとり娘、A子は反抗期。小6春からいよいよ扱いづらくなった。小6のクリスマスにスマホを持ってからは、態度も生活もハチャメチャに。日々吹き荒れる嵐は、いつ穏やかな風に変わるのか。日々の日記です。

スポーツ観戦へ

たまたま手に入った、週末のスポーツ観戦のチケット。私はそのスポーツが特別好きというわけではなかったが、せっかくなので生で見てみたい。それにスタジアムの雰囲気は、けっこう好き。

というわけで、家族で行こうかということに‥‥

あ、でも家族かぁ〜。我が家には高いハードルだな。

 

ムスメに聞くと「はぁ?興味ねぇー」

だよね。

「お友達誘ってもいいよ」と私。

ムスメ「試合見ないで友達と遊んでてもいいの?」

私「場を乱さない程度なら」

ムスメ「じゃ友達誘うわ」

というわけで、最近よくうちに遊びに来るNちゃんが一緒に来ることになった。

 

当日は夜の試合なので、その前にスタジアム近くで4人で食事をした。

レストランはテラス席しか空いていなかった。レストランのスタッフが、それでもいいかと聞いてきた。

オットがOKして、それじゃとテラス席に行こうとしたら「えーー、ムリムリムリっ!あちーじゃん!何なんだよ!中にしてくれよ!」などと大声で文句たらたらのムスメが場をぶった斬る。

 

試合前の限られた時間なんだからガマンしなよって思ったが、すでにムスメが纏う空気は暗黒帝国だ。 

どういうわけか黒いスタジャンを着込んで長いダメージドジーンズを履いて着たムスメ。そりゃ暑いわ。周りから見ても暑苦しいし、ちょっと品もない。かたやNちゃんはTシャツにショートパンツにポニーテール。爽やか〜。

 

暗黒帝国は、素通りするに限るよ。

 

テラス席がイヤでも、店内の席が空いてないものはしょーがない。これからどんどん混む予感もある。

次々と後ろから客が続いているし。

 

 

というわけで、仕方なく4人がけのテラス席にムスメとNちゃんが隣り合って座った。

そしてムスメの正面にオット、Nちゃんの正面に私。

 

ところが今度は、食事中のムスメの態度がヒドイ。

大声で自己主張満載のおしゃべり。

友達のウワサ話、先生の悪口、韓流のこと、イケメンのこと。

まー、とにかくうるさいことうるさいこと。ムスメひとりがうるさい。Nちゃんはムスメに付き合うが音量も口数もムスメの10分の1程度だし、話す内容もとてもマイルド。

 

ムスメは目の前のオットと私を空気のようにスルーする。

特にオットに対してヒドイ。

事あるごとに怖い顔つきで睨んでいる。

いったい何なんだろう。

 

そして絶対に私たちに自分からは話しかけない。

いないものとして扱う。

注文の時も、何か聞いても愛想も可愛げもあったもんじゃない。

エラそーに、自分でドリンクをオーダーする。

 

まったく‥‥ 今日は友達がいるから私たちが何も言わないと舐めているのか。

Nちゃんは、ムスメの態度をどう思っているんだろう。日頃から私達のことを「異常な親」として話しているんだろうから今更って感じなのかな。

 

かと思うと急に「ねぇーえぇー、今日お泊まりしちゃダメ?」とムスメが言い出した。

はぁぁ?

ダメっていうよりイヤだよ。

「そんなイキナリ無理です」と私。

「言ったじゃん」とムスメ。

 

数日前に言ってたけどOKなんてしていない。

 

私「あ、Nちゃんち?じゃ行かせていただけば?」

ムスメ「うち」

私「えーーーー。無理だな」

ムスメ「何で?理由なくない?なんで?いいじゃん。何で?」

 

隣でオットも、どんよりしたオーラを放っている。

 

私「これから試合見るんだよ。それどころじゃないよ。掃除も準備もしてないよ。それに今日遅くなるし。Nちゃんだって、お母さんビックリするでしょ?」

するとNちゃんが、

「あ、うち、全然平気です。さっき聞いたらいいって言ってたので。」

私「は?もう聞いたの?」

Nちゃん「はい」

私「‥‥‥」( 何なんだよ。どいつもこいつも)

 

私「でもさ、最近A子とばかりいて帰り遅くなったり、何度もウチに来たりして、逆にウチと関わっていろいろお母さん困ってるんじゃないかなぁ?」

Nちゃん「全然そんなことないです。友達んちにお泊まりもよく行くし、塾の友達が来たりするし」

私「ふう〜ん。そうなんだ」

 

オットはここでトイレ?雲行きの怪しさを読んだのか、テラス席を立ってどこかへ。

 

ムスメ「パパさ、ブチ切れるよね?だってそうじゃん!この前だって友達来た時シェービングクリーム勝手に使ったってキレてきたし!」  とオットがいなくなったのをいいことに、私に声を荒げる。

私「‥‥実際A子は勝手に使ったよね?それに私も見てたけど、あの時パパは全くキレていなかったよ。使う時はひとこと言ってねって言っただけ。そこで知らないって嘘ついたのはA子だよ」

ムスメ「はぁ?」

私「あと最近だって、また新しいシェービングクリームがどんどん減ってるってパパが言ってるよ?日本から持ってきたやつだから困ってるよ?相変わらず勝手に持ち出すのやめていないよね?スライム作りまだやってるの? 」

ムスメ「そんなの知らねーし!やってねーし!」

 

もうこのへんでやめておこう。

今はNちゃんいるし。

公共の場だし。

 

私「パパはお泊まりがダメなんてひと言も言ったことないです。日ごろの生活全般のことを心配しているだけ。」

ムスメ「ふぅん。じゃ、お泊まりオッケーってことでよろしく」

 

私「‥‥」また自分に都合のいい部分だけを聞き取る。

 

さて食事の後、スタジアムでは、もちろん我々と同席するはずもなくムスメはNちゃんを伴って、遠くの席に行こうとした。 

その後ろ姿にオットが「飲み物とか買うならお金あげよっか?」と声をかけている。

甘いなー、オットも。

ムスメ「あー、今いーわ。後でまた金もらいに来るわ」

ヤンキーか?

 

遠くからムスメたちの席を見ると「んなもん、ひとっつも興味ねーわ」って事前にいっていた通り、競技なんて見ていない。ひたすらスマホをしている。

 

やがてオットにお金をもらいに来て、そのままドリンクとスナックを買いに行っていた。

そしてまたスマホ

 

競技が終わって人々が帰り始めても、スマホに夢中で試合終了に気づいていない様子だ。

 

オットが声をかけてようやく腰をあげた2人。

こちらに寄って来ると「なにで帰るの?タクシーにしようぜ!暑いしさ、タクシーじゃなきゃムリだし?」とムスメ。雑踏の中で「タクシー、タクシー」と連呼している。

 

オット「じゃタクシーで帰るか」 

ムスメ「おー」

 

私「(小声でオットに)普通はさ、帰り方なんて親が勝手に決めてさ、子供は黙って後についてくるってもんじゃない?」

オット「ホントだよ。あぁやって言われるとやんなるよな」

私「わざとバスと電車にしようぜ!」

オット「‥まぁ、もう今日は遅いしタクシーでいいよ」

確かに。もう22:30だもんね。

 

かくして、ムスメの希望通り、タクシーで帰宅することになった。

お泊まりグッズひとつ持たないNちゃんも一度家に帰る必要はないと自分で言うので、4人でそのままタクシーで帰宅した。

 

後部座席に私、ムスメ、Nちゃんの並びで座ったのだが、ムスメがひとりでうるさいことうるさいこと。

異常なテンションで、友達の悪口やうわさ話をまくし立てる。言葉使いが、ほんとギャル。

 

運転手さんにも悪いので「静かにしなさい」と言うが、またすぐにやかましくなる。「静かにして!」

と何度か言ってるうちに、だんだん私が車酔いして来てしまった。

 

エグすぎる。

早く降りたい。

Nちゃんもムスメの10分の1の声のボリュームと口数で、それなりに楽しそう。

25分くらいの乗車時間で、私はスッカリグッタリだった。

 

それなのに家に着いたら「Nちゃんの布団を用意しろ」とか、ムスメがいろいろ言ってきてツライ。

「気持ちわりーんだよ。ちっと待ってろ」と言って、ソファでしばしクタッとする私。

 

オットがポツンと言った。

「そのうちさ、ウチらA子に殺されるんじゃないかって思っちゃった。すっごい顔つきで睨んでくるんだよ。何で?あんな顔って普通のヒトにはできないよ。なんかさ、そのうち殺されるかもって。」

あ、レストランでのことね。

どうやらオットがムスメの目つきに、憎しみを通り越して殺意を感じ取ったらしい。

 

私「それとかオトナになってからもお金をせびりに来たりね。A子があのまま成人したらアタシャ全力で逃げるよ。外国でも、日本の田舎でも。親って縁は切れないからさ」

オット「えっ?絶縁できないの?」

私「戸籍を別にするってのはあるかもだけど、縁ってものは切れないんじゃないの?」

 

なんつぅ会話だ。

我ながらひどいもんだよね。

 

こんなこと言っておきながら、その後ムスメの部屋にクイックルワイパーかけて、お布団を準備した。布団カバーと枕カバーをかけるのをオットが手伝ってくれた。

 

お泊まりにあたってのアレコレを、ムスメがいろいろ注文してくる。おやつ、飲み物、新しい下着、ま、何でも好きにやってくれ。

 

キミには疲れる。

このお泊まりのせいで、明日もダラダラできないよ。ご飯作ったり。どうせ寝坊するだろうから掃除機かけられないし。起きてきたら起きてきたで、私の居場所減るし。

あー、残念だよ。

 

いつも思うんだけどね。昔から思うんだけどさ。他人の家には何度も来るけど、自分の家には呼ばない親子って何でこんなに多いんだろう。

 

うちの場合はムスメも自分のテリトリー内で遊びたがる。これが大問題。だから来るばっかりの人たちと利害関係が一致しちゃう。

 

自分のテリトリーだと、えばれるでしょ?気楽でしょ?

あとムスメは超偏食だから、食事を出してもらうのが苦痛なのだ。

 

これを書いている今も、何となくまた学校帰りにNちゃんが来る予感。

今日はカンベンだなー。腰痛いんだもん。

 

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