ウチのムスメは反抗期

中2のひとり娘、A子は反抗期。小6春からいよいよ扱いづらくなった。小6のクリスマスにスマホを持ってからは、態度も生活もハチャメチャに。日々吹き荒れる嵐は、いつ穏やかな風に変わるのか。日々の日記です。

お泊まり会は疲れるの①

 2つ前の「会話が炎上」のラストに「土日は友達が2人泊まりに来ると思う」と書いた。KちゃんとRちゃん。

 

ところがビックリなことに、急にお泊まり会が金曜日になった。

それも当初の予定と全然違う友達を連れてきたよ?

 

長くなるけど、もうこの際、時系列的に。

金曜日の登校前に「帰りにNちゃん達と遊ぶから」と言っていたはず。この子は、土日のお泊まりと無関係。

なのに放課後「今Cちゃんといるんだけど、これからウチで遊んでいい?」と電話してきた。

「あれ?Nちゃんたちは?」と私。

「いろいろあってダメになった。Cちゃんが暇だったから」とムスメ。

あぁなるほど断られたのね。必死に今日が暇な子を探し回ったんだ。もはや誰でもいいのか?

 

ちょっと待て。

「Cちゃんは嫌い」って言ってたじゃないか。ちょっと理解に苦しむが、ま、いいや。

「はい、どーぞ」と良い子のお返事の私。

もちろんCちゃんも土日のお泊まりとは無関係。

 

やがてCちゃんを連れて来たムスメ。

しばらくムスメの部屋からふたりの話し声が聞こえていた。

やがて「お腹空いたんだけど。昼、ちょっとしか食ってねぇし」とムスメが言い出す。

 

「もう5時だけどこれから何か食べても、お家でお夕飯食べれる?」とCちゃんに確認すると「ハイ、大丈夫です」とのこと。

「じゃ何か作るよ」ってことで、チャーハンと中華スープをドッサリ作って出した。

 

チャーハンを食べながら「泊まっちゃいなよ。ヘーキだよ」とムスメがCちゃんをけしかけている。「泊まりたいよ〜。でも‥」とCちゃん。

うそだろ?明日KちゃんとRちゃんとやらが、泊まりに来るんじゃなかったか?

私はひたすら聞こえないふり知らんぷりを決め込む。

 

しばらくしてムスメが「Cちゃんのママに(Cちゃんが泊まっていいですよ)って直接ママから言ってよ」と私に言って来た。

「急すぎるからムリです。明日もお泊まりで友達が来るんでしょ?2日も連日では本当にムリですって」と私。

「あ、明日はたぶんなくなった」とムスメ。

事前に「呼ぶのは一人だけにして」と私が注文をつけたことが理由だと私のせいにするけど、つまり先方から断られたんじゃないの?

 

 あっ、どうやらCちゃんのお母さんも「お泊まりはダメ」とCちゃんに言ってるみたい。

 そりゃそうだよね。

朝登校したと思ったら、いきなり友達の家にいて、なし崩し的にそのまま泊まっていい?なんて。

私も逆の立場ならダメって言う。

 

良かった。お泊まりにはならなそう。ホッとした。

と、思ったのもつかの間、2人がしばらくムスメの部屋にこもったと思っていたら、いきなりキッチンにいる私のところにドドドドッとやってきて、Cちゃんのスマホがホイッと私の耳に当てられた。

私「えっ、何?わっ、何?」

ムスメ「あとよろしく!」

Cちゃん「母親です。お話しさせていただきたいと。お願いします!」

Cママ「もしもし〜?あら?もしもしA子ちゃんのママですか?」

私「えと、あ、はいそうですが‥(戸惑う私)」

Cママ「あー、何だかすみません!どうもありがとうございますぅ。前回もお泊まりさせていただいたのにまた今晩もなんて、本当によろしいんですか〜?突然でご迷惑ではないですか?」

私「??  えと、あの‥ 」

Cちゃんとムスメが床に並んで、ははーっと土下座をしている。

テメエらふざけんなよ!

と思わず心の中で悪態をついた。

 

が、そこは気弱な私‥。

「あっ、ハイ。特に用事もないですし。まぁ大丈夫ですよ〜」と答えてしまった。

やった!とガッツポーズの2人。

 

遠くからオットが頭の周りにハテナ印をたくさん散りばめてポカンと眺めている。

 

私にお世話になるんだから、私の許可を取るのが先だよね?こういうところからしてムスメが私を舐めているのがよくわかる。

 

かくしてヤツらの思うツボとなり、Cちゃんは学校帰りにそのまま我が家に泊まることになった。

 

Cちゃんとムスメの会話は、その辺の下品な男子より下品。

オッさんよりヤンキーより「オレ」を連呼する。大阪のおばちゃんより機関銃トークで前のめり。

うるさいわ、言葉が汚いわでもう聞くに耐えないんだけど。

 

だけど面白いのは、耳に入る会話だけでこの2人が気に入っている男の子が手に取るようにわかるんだよね。

じゃじゃーん!それはHくん!もう彼の話ばっかり。

写真で見る限り、確かにイケメンくん。

たぶんモテモテなんだろう。

2人も彼が気になって気になって仕方がないみたい。

Hくんの手がどーの、字がどーの、声がどーの、髪がどーの。体育の時間のHくんのこと、英語の授業でのHくん、彼の交友関係、Hくんとの会話、絵が上手、ちょっとぶっきらぼう、でも慣れるとフレンドリー。なるほど。

 

Hくんもどうやら自分はモテてるってわかってるみたい。他の男子がやると非難轟々なことも、自分なら許されるって知っている。

そして実際になんだかんだ言いながら嬉しそうに許している女子たちみんな。

 

Cちやんとムスメは、Hくんのことで火花バチバチ自慢大会。 

2人で「オレHのこと、あんまり好きじゃないんだけどさ」と前置きしながら2人ともすげー好きなんだなとありありアリアリ。ありさんでもすぐわかるくらい彼への好意がダダ漏れなのだ。

 Hくんお気の毒さまです。こういう下品な「オッサン女子」に捕まらないように気をつけて。

逃げて〜。

 

さてムスメとCちゃんの暴走はこの辺りから本格的になった。

21:15ごろ、ムスメが「プール行って来る」と言い出した。「今ごろー?22:00でクローズだよ?」と私。

ムスメ「わかってる!」

私「風邪引くよ?夜だし。それにあと始末大変だから今日はやめてよ」

ムスメ「大変って?」

私「帰ってきてバスルーム汚すから」

ムスメ「は?汚さねーし」

私「前回CちゃんとRちゃんが泊まりに来たときも、バスルームしっちゃかめっちゃかにしたんだよね〜」

ムスメ「はいはい。片付けるってば」

と、怪しい返事を残して2人はマンションの中庭にあるプールに出て行った。

 

私は、夜のプールで寒くて2人が風邪をひいてはいけないと思い、渋々バスタブにお湯を張った。

一応よその子をお預かりしている立場だし。

 

程なくしてプールから戻ったムスメが「風呂できてる?」とエラそーに言う。

そして「ありがとう」の一言もなく、当たり前のようにCちゃんを連れてバスルームに消えた。

 

ワイワイと2人でお風呂で騒いでいたのだけど‥1時間ほどして静かになったので、誰もいなくなったバスルームをのぞいてみて仰天した。

うわーっ!なんじゃこりゃー!オエー。

 

すぐにムスメを呼んで「これはヒドイ。片付けて!」と言った。

ムスメは「えーA子が?今ぁ?」

私「当然じゃ!」 

ムスメ「今、髪の毛いろいろやってて部屋でCちゃん待ってるんだから、今は全然無理」 

私「じゃすぐケリつけて、戻りなさいよ。バスルームが腐る」

ムスメ「‥‥」

 

しかしムスメはすぐになんて戻らない。

あーイライラする。もう夜中の12時だ。

オットはもう寝たみたいだけど、もしトイレを使うために彼が起きてきたら、さすがにこの有様に怒り狂うに違いない。それ以前に、辺り一面びちゃびちゃでバスルームに立ち入れないじゃないか。

このバスルームは、普段オットもメインで使っているのであるからしてこれはマズイ。

はぁ〜。

 

もう自分で片付けよう‥。

ムッカーッ!腹立つなー。

仕方なく私はパジャマから、お風呂の掃除のために短パン、Tシャツに着替えた。

 

長くなったので次に続きます。