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ウチのムスメは反抗期

中1のひとり娘、A子は反抗期。小6春からいよいよ扱いづらくなった。小6のクリスマスにスマホを持ってからは、態度も生活もハチャメチャに。日々吹き荒れる嵐は、いつ穏やかな風に変わるのか。日々の日記です。

あの惨事が再び②

毎度文章がシツコメなのは自覚しております。

自分自身の備忘録のために書いている部分もあるので、どうしても話が長くなっています。

ただ話を盛ったり、嘘を書いては、記録にならないので、内容はかなりリアルです。

読んで疲れさせてしまったら、ホントにスミマセン。

 

では前記事からの続きです。

 

定期テストに向けて、2週間前にはテスト範囲が学校から配られている。

一般的なクラスメートは、早々に提出物のワークを仕上げ、問題を繰り返し解き、塾に通ってプロにコツやスキルを学び、土日は自習室で一日中勉強してしっかり準備をしてテストに臨むという。

学校では計画表、日々の学習記録、意気込みなども書かされるとのこと。すごーい。何だか皆んなレベルが高すぎるよ。

 

ムスメの「学習記録」を保護者会で先生に見せてもらったけど、他の子と違ってスカスカだった。

とある日の記録なんて私にもわかる見事なでっち上げ。「家に帰ってただひたすらずっと勉強した」と書いてあるぞ。とうとう開き直ったんだね。

 

アジア諸国の日本人駐在員の子供は、本当に真面目でよく勉強するのだそう。

塾に通わず、自宅学習もしないムスメのような中学生はいないみたい。こんなに落ちこぼれてしまっては、

学校で悪目立ちしてしまっているのではないだろうか?

 

さて騒動の話に戻る。テスト2日前の出来事だ。

 

提出しなければならないワーク類をチェックして、呆然とした。たとえムスメが学年トップの成績だとしても、これらを仕上げるには、すでに時間的に間に合わない分量だった。

主要科目は、軒並み20ページ〜30ページ程度ずつのワークの問題を解かなければならない。そしてそれを丸つけして直して提出だ。

同じ20ページでも、数学は特に問題数が多く難問が多い。

とてもじゃないけど無理だ。

クラクラする。頭が真っ白になってくる。

 

私「どう頑張ってもムリだね。正直に先生方に言いなさいよ。これでは全教科成績つかないね」

ムスメ「無理!(ムリだということを受け入れないという意味の無理)」

私「だってワークの前にテスト直しもあるんでしよ?」

ムスメ「だからっ!テスト直しなんかあるからっ!」

私「もしテスト直しがなかったとしても、とても間に合わないよ」

ムスメ「オマエ何言ってんだよ!やるって言ってんのに、何でオマエがそんなこと言うんだよ!」

私「とにかく私は今回は付き合えないよ。前からそう伝えてたからね」

 

ムスメはだんだんパニックになってきた。

自分は好き勝手に言いたいことを言うくせに、私が反論の言葉を発すると「今それはカンケーねーだろー!」というフレーズの連呼で全否定してくる。

うわ、危ない。もう逃げよう‥。

 私は自室に入って、部屋の鍵をかけた。

 

が、すぐに「テスト直しやってるんだけど、わかんないから教えてっ!」と部屋の前にムスメが来た。怖い‥。イヤだ。もう呼ばないで。ドアは叩かないで。怒鳴らないで。などと思う。

 

しかし結局そこからは、以前と同じ展開になっていった。

「教えろよ!」と騒いでドアを叩き、口汚く罵る。

ムスメが騒いでうるさくなると、ご近所さんに心配されるのではないかと、私はどうしても部屋から出ていってしまう。

 

部屋から出て、数学のテスト直しのテーブルにつかされた。

ところが教えろと言うくせに、ムスメは自分がパニックになっていて私に話をさせない。

ごく簡単なことを教えようとしても‥だ。 

 

私「ちゃんと落ち着いて聞いて。これはY同士とX同士を足すから移項してるだけの話だよ。数字の居場所を変えてるだけ‥‥」

ムスメ「ギャー!わーかーんーなーいー!わかんないって言ってんだろうがっ!テメー、聞いてんのかよっ!何でオマエはいつもそーなんだっ!わかんないんだよっ!どうしてそういう言い方しかしないんだっ!クズ!なんでウチだけこうなんだよっ!わかるように説明しろよっ!他の親を見習えよっ!ざけんじゃねー!シネ!シネシネシネ!」

 こんな感じの繰り返しだ。ムスメも涙まじりだし、私だって泣けてきてしまう。

 

これではテスト直しも進まないどころか、ただ一方的にパニックになったムスメに絡まれて滅茶苦茶だ。

 ついに「もう嫌!」と私は、バーン!と机を叩いて、スマホと鍵をつかみ、外に行こうと玄関に向かった。

「オマエ待てよっ!教えろって言ってんだろ!逃げるのかよっ!」

と、ムスメはわめいていた。

その声を無視して私は外に出た。

時間は21時20分くらいか。

 

夜とはいえまだ人通りもあるし、まさかひとりで外で泣き崩れるわけにもいかない。恋愛ごとでもないので、悲劇のヒロインになり切るには、元ネタがダサすぎるよね。

手ぶらでとぼとぼ歩きながらも、すっかり気持ちが荒んでしまって全て放り出したい気持ちになった。最近笑ってないなーとか、しばらくどこかに雲隠れしたいなーとか、こんなにシネシネ言われるなら、もし差し支えない方法があればシンでもいいかなとか、なんか私プチ鬱かなとか、取り留めのないことを思いつつ、道行く人にバレないように泣いた。

 

とりあえず日本に帰りたいよ。

 

それからたまたま見つけたバス停のそばのベンチに座って1時間近くボーッとした。

お金も置いてきてしまったし、行くところもないので、仕方なくまた、とぼとぼと帰った。

 

ムスメは自分の部屋にこもっていたが、私が家に戻るとすぐに出てきた。そして「時間ムダになった。オマエのせいだ」とイキナリ言った。

スマホをしていただけのくせに」と冷たく言う私。

ムスメ「しょーがないだろ。問題全部わかんないんだから」

私「他の科目のワークでも何でもやっとけばいいのに」

ムスメ「は?オマエ、人のせいにすんのかよ?勝手に出て行ったのは、いったい誰だよ?」

 

まるで悪徳詐欺師かヤンキーと話している気分だ。

 

再びテーブルに座った私に向かって、ムスメはネチネチネチネチ悪態を付く。

カッとした私がキレてみせても、それ以上の勢いでくる。

シツコイし、エゲツなくて聞いていられない。

私はまた涙がじわじわ出てきて止まらない。

 

そしてムスメが「時間のムダだし、早くコレ(数学のテスト直し)やれよっ!」とプリントをバンバン叩いた。

 

疲れ切ったので、もう無言で問題を解いていく。

説明する気力もなくなった。

勝手に私の解答をムスメが写せばいい。

ジクジク鼻をすすりながら、問題を解く私の横でムスメはまだグチグチ言っている。

 

それから少しして、日付けが変わる頃になってオットが出張から帰ってきた。

あ、そうだった。騒動でオットのこと忘れてた。 

 

帰宅したオットが玄関先に現れたとたんに、ガラッとムスメの雰囲気が変わってビックリした。

その瞬間、フッと何か憑き物が落ちて我に返ったような顔になった。夢から覚めたようなマイルドな雰囲気に変わり、ムスメはすぐにおとなしくなった。

私はとてもとても驚いた。

部屋の空気も一瞬のうちに、サラサラとこなれてくる感じに変わった。

 

オット「ただいま〜」

ムスメ「‥‥」

私「‥‥」

オット「あれ?どうしたの?」

ムスメ「‥‥」

私「‥‥」

オット「何かあった?」

ムスメ「‥‥」

私「‥‥」

ムスメとプリント。泣いてる私。

今はテスト前。

そこでオットは何が起こっているのかを理解したことだろう。

 

ここで私が何かオットに言うと、ムスメは私とオットがチームを組んでいるとか、幼稚に騒ぐし、言った言わないということでまた修羅場が戻ると思ったので、もうそれは面倒くさいと思った。

それに次の日も仕事に行かねばならないオットを、この時間から不毛なバトルに巻き込みたくなかったということもある。

そして何しろ私はすでにヘトヘトで、話をする気にもならなかった。

 

 私とムスメのただならぬ雰囲気の中で、オットはひとり出張の片付けをして、シャワーを浴びてベッドルームに行った。 

 

オットの存在が家の中にあるだけで、こうも変わるんだー。驚いたな。

何かに取り憑かれたような怒りがひとまずおさまったらしいムスメは、それからシャワーを浴びに行き、私はひとりで半分ほどテスト直しの問題を解いて。

そして疲れ果てて1時頃ベッドに入った。

 

 まだ続きます。

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