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ウチのムスメは反抗期

中2のひとり娘、A子は反抗期。小6春からいよいよ扱いづらくなった。小6のクリスマスにスマホを持ってからは、態度も生活もハチャメチャに。日々吹き荒れる嵐は、いつ穏やかな風に変わるのか。日々の日記です。

塾の体験授業へ

ムスメをやんわり拒否った個人塾だったが、気を取り直したオットが後日体験授業を申し込んだ。

「てなわけで、申し込んだから行ってきてよ」とオット。

ご自身は出張だそうで。

 

子供を塾の体験に連れて行くこと自体はお茶の子さいさいなことで、新しいところを見るのはむしろ楽しい。しかし連れて行く当の子供がね‥。

 

ある場所に素直な小動物を連れて行くのと、獰猛な猛獣を連れて行くのはどちらにエネルギーを必要とするだろうか?想像するまでもなく‥。

あぁ、今回も大変そう。

でもムスメはすでに崖っぷち。頑張って連れて行くしかないか。

 

普通のお子さんなら「明日体験行こうね」「わかった」そして当日淡々と塾に向かう。

たった1〜2行で済む話だ。

 

ところが我がムスメは‥。

私「明日、塾の体験に行くからね。科目は数学だよ。よろしく」

ムスメ「えーーぇ。‥‥はぁー。それ、行かなきゃダメ?」

『〜なきゃダメ?』っていうのは、ムスメの逃げ癖が出てくるときの口ぐせだ。

私『もうパパが申し込んだから。行かなきゃダメです」

ムスメ「えーーー。なんでよ〜〜。ちっ!」

私「パパと話したんでしょう?M子が塾に行く気になったってパパが言ってたけど?」

ムスメ「だってさぁーーー!えーーー!」

感情がモロに出やすいムスメの顔じゅうが「い・や・だ」と訴えている。

ムスメ「明日でしょー。そんなすぐなんてーー」

私「早い方がいいよ。延ばす意味もないから」

ムスメはブーブーブーブー文句を言う。

すっごいウルサイ。

 

ムスメ「だってー、何すんのー?」

私「何って‥勉強だよ。当たり前じゃん」

ムスメ「誰がいるの?」

私「誰って‥先生と他の生徒と事務の人とかじゃないの?」

ムスメ「生徒はよ?誰がいるの?」

私「知らん、そんなこと」

ムスメ「だってコワイじゃん!誰が来てるかわかんないんだよっ ⁉︎」

私「別に友達作りに行くわけじゃないから気にしないで大丈夫。そもそも個人指導だから」

ムスメ「もし知ってる人が来てたらイヤだ」

私「そんなの他の塾も、きっと知ってる人だらけだし」

一貫して逃げ腰のムスメ。

 

ムスメ「で、何やんの?」

私「数学習うんだから数学だよ」

ムスメ「えぇーー?」

私「ほかもホントは必要だけどね」

ムスメ「うるせー。で、どんなとこ?」

私「××駅〇〇通りのビルの中」

 

ムスメ「で?」

私「は?」

ムスメ「体験なら、そのあと行かなくてもいいんでしょ?」

私「ルール上はいいけどね。何で今からやめること考えるの?」

ムスメ「だって必要?」

私「必要ないんだ?」

ムスメ「学校の後でしょ?疲れてんじゃん。わざわざでしょ?」

私「結局は面倒なことから逃げてるじゃん。いつもそう!いい加減にしなよ!」

この内容を、ムスメは何度も何度も繰り返し、イヤだイヤだと騒ぐのだ。

 

ムカつく〜。

 

さまざまな場面で繰り広げられるムスメとの似たような会話。

最近ではインフルエンザの病院もそうだったし、日本で歯医者の検診と虫歯予防で少し削ったときも。

 

中学の転校ときなんて、ホントにホントに大変だった。転校決定から何ヶ月間も続くからね。そして延々とイヤだイヤだとずっと言い続ける。

転校前日から当日なんて大騒ぎだ。

「やーーだーー!もーーーどーーしよーーー!」と喚き続ける。

いくら親でもね、もうこういうの疲れたんだよね。

エンドレスだし、あしらいきれない。

 

今回は塾の体験を伝えたのがすでに前日だったから騒ぎは丸一日だったが、当日支度するときも、行く道すがらもイヤだイヤだとケンカ腰だ。

塾という相手との約束がなければ「はい、もういいです。やめましょう」と言いたいところだ。

大騒ぎしながら到着し、なんとか体験授業に送り出した。

づ、づかれだー。

 

体験終了後、塾の先生が「先日お父さんとお話しした感触では、もっとヒドイかと思っていました。もしやるなら小5ぐらいまで遡らなきゃならないだろうと思っていたけど、そこまでではないですね。中一の最初から始めればいいでしょう」とおっしゃった。

 

よかった。ちょっとホッとした。

先生方と話しているうちに、どうやらムスメのイメージをもっと根暗でオタクっぽくて虚弱な女子だと想像していたんだな、と感じた。

スマホばかりで帰宅部のイメージからかな。

 

いやいやいや「ザ・ギャル」ですので。

家に引きこもること、友達と豪快に遊ぶこと、どっちも好きなんです。

今まであまり記載してこなかったけれど、ムスメは渋谷や原宿に生息していそうなギャル科に属します。

とても中一には見えません。毎日髪アレンジしたり、休みの日はネイルして、おしゃれ大好きです。長身細身なので上手に着こなします。

大好物はスマホとマンガと繁華街。そしてイケメン。食べ物ではコーラ、アイス、チョコ、カップ焼きそばなど。

性質は、家では傲慢で自己中心的。外では明るく多種多様な友人がいるらしいとのこと。友達とのどんちゃん騒ぎ的なことが好き。ただし嫌なことからは徹底的に逃げる。

勉強は大嫌いと公言し、みずから距離を置く。

 

さて話が脱線してしまったが、どうやら最悪?を想像していたと思われる先生方から「良かったらぜひ一緒に頑張りましょう」と言ってもらえた。

とりあえずその場での即答は避け、持ち帰ることにした。 

 

帰り道、ムスメは少しご機嫌だった。やっぱり塾の先生は教え方が上手なのだと言う。

「じゃ、通う?」と私。

ムスメ「んー」

ふたつ返事ではないけど、まぁこんなものか。

ちゃんと面倒がらずに通えるのか。続くのか。

塾の日のたびに、イヤだイヤだは困るのだ。

 

私「エイッと腹くくってさ、頑張っちゃいなよ!やればできて楽しいし、ひとりよりも先生と勉強した方がドンドンできるようになるよ」

ムスメ「‥ねぇ、のどかわいたんだけど。ジュース買って」

スルーか。

 

それにしてもである。

塾の先生の話では、アジア圏に赴任した駐在員の子供たちは大層学力レベルが高いらしい。

ムスメのように、日本でも鳴かず飛ばずの子供はあっという間に落ちこぼれてしまうとか‥。それはアジアどこの国でも似たような状況だとのことで、日系の学習塾もアジア全域に多数あるとのこと。

「最近ヤンゴンミャンマー)にもどんどん出来てきましたよ」だそうだ。

  

知らなかったよ。

こんなことならパパだけ単身赴任で、ムスメと私は日本で静かにしていれば良かったよ。とつくづく思った。リサーチ不足だったな。

 

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