ウチのムスメは反抗期

中2のひとり娘、A子は反抗期。小6春からいよいよ扱いづらくなった。小6のクリスマスにスマホを持ってからは、態度も生活もハチャメチャに。日々吹き荒れる嵐は、いつ穏やかな風に変わるのか。日々の日記です。

キリのない要求

「今日、今からウチにHちゃん来ていい?」と夕方6時過ぎてムスメが言ってきた。

いったい何事だろう?

 

本当は今日はクラスメイトのHちゃんの部活の終わりを待って、一緒にどこか遊びに行ってファミレスで夕飯を食べようと計画していたらしい。

来週いっぱいで転校するので、名残を惜しんでとのこと。どんだけ同じような子たちと名残を惜しめば気がすむのか。

 

ところがHちゃんの部活が終わるのが思いがけず遅くなって、出かけるにはちょっと‥という時間になったと。

「ちぇっ」という感じで帰宅したムスメが、しばらく部屋にこもったと思ったら、おもむろにリビングに来て、初めて上記の計画について、私に話した。 

 

順序がおかしいよ。親にお金を出させる事を前提でどんどん計画してこないで。と本当はツッコミたいところだが、面倒なことになるので黙ってひとこと、 

私「ふうん」

 正直引越しのゴミとダンボールにまみれて、汗だくだし、それどころではないの。

すると、

 

ムスメ「それで、遅くなっちゃったからHちゃんママが、今からじゃダメって。だからウチんちで夕ご飯とかダメ?」と。

 

まじか?こんなときに客かよー!

うそ〜。

ダンナにうつされた風邪がやっと楽になったから、引越し作業頑張んなきゃなんないんだよ。

でもヤツは言い出したら聞かない。

私「‥‥」

バトルのエネルギーも時間も、今は惜しい。

病み上がりでイクサに勝つにはパワー不足。

私「そうね、確かにあと一週間だもんね。じゃ、ま、一肌脱ぎましょうかね。

 空き巣が入った家みたいなこの状態でよろしければ。夕飯は前に作っで冷凍してあるシチューをとかしますよ。それでいいですか?」

 

ムスメは、それが当たり前のような顔をしてエラそーに頷き、友達にOKの電話をかけた。

Hちゃんは、ガッテン承知の助ですぐにやってきた。

 

ちなみにこの子は前前回書いた「友達の友達の友達に会う⁉︎」の子。クラスメイトだ。

親を巻き込んだので、結局相手の男の子に会うまでは至っていないらしいが、LINEでは相変わらずつながっているらしい。

 

Hちゃんとムスメは、夕飯以外は、黙々と引越し作業をする私のことも気にならない様子で、ずっとスマホをしていた。Hちゃんのお母さんが帰りに迎えに来るというので11時頃までOKとした。

 

ところが11時を過ぎた頃から雲行きが怪しくなる。

ムスメが「ねー、今日Hちゃん泊まっていいでしょ?」と言いだすではないか。

私「ムリムリムリ。もうダンボールだらけだし、布団とかも洗濯して梱包しかかってるから。本当に誰かをお泊めする状況ではないから」

ムスメ「大丈夫。◯◯の部屋で」

私「ムリムリ。バタバタするし朝ごはんもできないし、何よりアナタの部屋の引越し作業も何もしてないでしょ」

Hちゃん「私は別に泊まってもいいです」

私「でもHちゃん、明日泊りがけでお出かけって言ってなかった?」

Hちゃん「それは遅い時間からなので」

私「でも徹夜明けなんて良くないよ。何れにしても今日はムリ」

 

やがてHちゃんママが「家を出ました」とHちゃんに

メールをしてきた。

 

それからも押し問答は続く。

すでに夜の11時半だ。もう充分ではないか。

今夜急に遊べたのは、Hちゃんのお母さんと私というふたりの親の好意と協力があって、実現できたことがなぜわからない?気づかないのか?当たり前だと思っているのか?

人の好意に漬け込んでどんどん要求することを、当然の権利だと思っているのか?

 

せっかくこの忙しいときに、友達を受け入れたのにホント損した。こんな事やらなきゃよかったと、いつもいつもムスメには思わされる。

なぜ「今日はOKしてくれてありがとう」と素直に解散できない?というニュアンスのことを二人に言ったら「じゃあ泊まらせろよ!」とムスメ。ありがとうと思われたいならHちゃんを泊まらせろということらしい。脱力した。

「じゃあ、もう私は知らないよ。ふたりの自己責任で勝手にすれば」と私は言った。

好きにすればいい。もう知らん。

 

Hちゃんママがきた。

Hちゃんママは有無を言わせずHちゃんを連れて帰ろうとするが、Hちゃんとムスメは聞かない。

Hちゃんとムスメの間にも言った言わないの話が発生したようで、もう何が何だか‥(汗)

 

Hちゃんは、やがて「帰ります!」と叫んだと思ったら泣き出した。

な、な、なんで泣くんだよ?

 

そしてHちゃんママに引きずられるようにエレベーターホールの方に向かっていった。

ムスメはムスメで憮然としてのお別れになった。

 

が、今度はエレベーターの前で親子二人がもめているらしい。我が家の前からはエレベーターホールが見えない造りになっているが声がメチャメチャ響く。

夜中の12時過ぎにマンションで騒ぐと通報されちゃう、とハラハラした。

 

気になったので部屋の前の廊下から二人が外に出てくるのを待った。10分以上してからやっと出てきた。Hちゃんはまだグズグズ言っていたようだが、やがてお母さんと2台の自転車で帰っていった。

 

疲れる。

このHちゃんもかなり面倒くさい部類だと踏んでいる。

ご両親は大変だろうな。いや、もちろん人のこと言えないんですが、ウチも。

ムスメとタイプは違うんだけど、思考回路が似ていると思う。

人のせいにするところ、自分は悪くないという方向に持って行くところ、人の話を聞かないところ、自己中なところ、自分を棚にあげるところ。

 

そして親が甘い。

私も多少なりともあんな感じなのだろう。

親が振り回されている感じが、ウチもだ、と思った。

 

でも結局は、子供がどうにもこうにも思い通りにならなすぎるのだ。いちいちどうでもいいことで引っかかり立ち止まって進路変更を余儀なくされる。

成績とか部屋が汚いとか、大きなくくりの話ではない(コレが大きい話かどうかは甚だ疑問ですが、我が家には壮大な目標なのです)。

もっとその場その場のこと、つまらないことでこじれる日々なのだ。

 

例えばわかりやすく説明すると‥‥

ムスメと一緒に歩いていて「こっちが近道だから右に曲がりますよ」と、私が言ったとする。するとムスメが「イヤだ。なんで?こっちの道が好き」と駄々をこねて騒ぐ。テコでも動かないので、仕方なくムスメの納得する道で目的地を目指す。

結局途中でモメてロスした時間と遠回りした時間のせいで、予定より遅い到着になり目的を達成できなかった。

というレベルの小ささなのである。

 

こんな小さなことでいちいちもめて、つまらない結果になるくらいなら、どうでもいいことは子供の言うこときいてしまおうと思うのは、やっぱり教育上良くなかったのか?

素直じゃないと人生がスムーズに行かないんだなとつくづく思う。

 

そしてHちゃんにいつも振り回されて言いなりになっているあのご両親のことを、ムスメはいつも「神だね。見習え」と私に言う。

あれがムスメの理想なのか。

すっかり甘やかされてスポイルされてるHちゃん。

つぅか、もしかしてすでに我が家の状況も大して変わらないんじゃない?