ウチのムスメは反抗期

中2のひとり娘、A子は反抗期。小6春からいよいよ扱いづらくなった。小6のクリスマスにスマホを持ってからは、態度も生活もハチャメチャに。日々吹き荒れる嵐は、いつ穏やかな風に変わるのか。日々の日記です。

テスト前だぜ?

今日から中間テスト、らしい。

何せお便りのプリントを見せないので「今日から・・らしい」にとどめておく。

 

どうせ勉強はやらないことはわかっていた。むしろイキナリ勉強なんてされたほうがビックリして心配になるよ。ま、それは今さらいいんだ。

 

しかしムスメは単に勉強をしないだけにとどまらず、なんとテスト期間を利用してより都合よく遊び倒すヤツだった。

 

部活を足の痛みのせいにしてからずいぶん経つが、もちろん今も休部状態。

休部してからは、毎日帰宅部状態でひたすらスマホに明け暮れた。そしてその日に部活や塾の予定がない友達をとっかえひっかえしては、ふらふらとなんとなく一緒に買い物に行ったり、その辺の公園でスマホをしたり・・というダラダラ生活を送った。楽しくて仕方がなかったことだろう。

中間テストの足音がヒタヒタと近づいても、ひとつも気にしていないようだった。

次々家に友達を連れてきては、リビングで一緒にスマホをしたりもした。

 

そのうちいよいよテスト週間に入った。

友達は皆部活が休みに入った。

「さぁお祭りの始まりだぜ!」といわんばかりに、大勢でグループスマホ三昧と、「友達と勉強する」と言いながら、あちこち出歩く頻度が増えた。

形だけ勉強道具を携えて。

ムスメとちょっと同類な雰囲気の友達も何人か来ては「勉強する」と言いつつ、スマホとおしゃべり。

「友達と一緒じゃなきゃ勉強できない」とムスメ。

はぁ〜。

勉強ってそんなもんじゃないんだよ‥。

そのくせムスメは「公立中学って楽だねぇ。小学校より楽勝だよ。ホント楽ちん」と言い放つ。

まさか、と内心思ったが黙る私。

 

さてそんなこんなで週末。

午前中から「行ってくる」とムスメ。

「どこへ誰と?」

「ちょっとね」

最近では、聞いたところで行き先も言ったり言わなかったり。言ってもそれが事実とは思えないことも。

 

2時間ほどして「ウチで勉強していい?」と。

「‥‥どうぞ」 

友達を一人連れてきた。

あぁ、この子は、確か、ムスメが言う「超甘くて優しくて、ウチとは全く違う、ホント羨ましすぎるお父さんとお母さんを持つ子」だ。

最近この子の親のことばかり言うムスメ。

何万円の何を買ってもらっただの、どんなに散らかしても、スマホしても、スマホしながら食事しても

親はニコニコ笑ってるのだそう。

テーマパーク行きたいとか、行きたい場所にもどこでも連れて行く、とか、そんなのばっかり。

私に向かって「見習え」とムスメ。

何さまだよ?バカも休み休み言え。

 

ま、その友達がウチに来て、勉強道具をとりあえずテーブルに置いて、お菓子とジュースをお供にスマホとおしゃべり。

 

もういいや。

 

夕方6時から私は歯医者へ。 

たまたまシチューをムスメの夕食に作っておいたのを、その子と一緒に食べたいと言う。

「お家の人に聞いて良いと言えばいいよ」と言うと、聞いたら全然オッケーだったと。

 

じゃ、どうぞ。

 

そして歯医者から帰宅すると、今度はその子の家でお泊まりして勉強会をするということに話が決まっていた。

「えー!ダメ。ご迷惑になるし。勉強にはならないし。」と、大反対したが、ナント先方の母親が「どーぞどーぞ、ウェルカムです」なんて言ってて、わざわざ娘さんのスマホを私に変わらせてまで「どーぞ〜」なんて言い出す始末。

なんだよ、私が四面楚歌じゃねーか。

テスト直前の週末だよ?お泊まり会なんてする?

おかしくない?

それにしてもホント、この親甘いんだなぁ。

私が一番甘い親かと思ってたけど、上には上がいたよ。

 

かくしてムスメは意気揚々と出かけていった。「徹夜で勉強、明日も一日中勉強」と、ホラ吹きムスメ全開で。

 

そしていよいよテスト前日。

リビングに教科書やワークを持ち出している。わ、初めて見るワークブックがいっぱいあるぞ。

イヤフォンを耳に、手にはスマホ、そして私にとって耐え難いのは、ひたすらひたすら音楽を聴きながら歌うこと。うるさくてかなわーん!

どうしてこれがテスト勉強なのよ?

 

それでも勉強らしきものをやっているのか、ノートにカリカリ何が書いてるムスメ。ひっきりなしのラインと音楽と歌。うるさーい!

しかしまぁ、何本立ての同時進行だろ?

こ、これはある意味スゴ技かも。

 

でもどうやら中間テストと同時に、ワークなどの提出物がかなりあって、ムスメはそれをほとんどやっていないらしい。

テスト範囲の表を初めて見せてもらう。

ムスメのワークの進捗状況は?

あっ、こりゃダメだ。箸にも棒にもかからない。

提出するべきものは、それなりのボリュームなのに、ほとんどまったくやっていない。

今日徹夜したところで、全体の半分も行かないのではないか?

 

友達との勉強とやらは、いったい何をしていた?と言うより、4月からほんとうに何ひとつやっていないのが明らさまにわかる教科書と真っさらに近いワークブック。

こ、これはヒドイ。

もはやこれだけ放っておける神経の図太さに感服してしまう。私にはないなぁ、こういう性質。

 

「もう今さら間に合わないよ。あとはよく寝て明日に備えたら?」と言ってみたら、怒り出した。

「手伝え」と言い出す。もう日付けが変わる時刻なのに今から?

「うーん、いいよん」と私。

そしてムスメは「この辺やっといて」とワークを何冊か置いて、自分はシャワーを浴びに行った。

 

そもそもテストに出るから、やるんだよね?

それに字が違うからバレちゃうし。

 アホらし‥。

漢字の練習を少しだけやってみてやめた。

 

あら?ムスメはシャワーから出て部屋にこもってる。こんな時にまたスマホ?ワークブックはどうした?

スマホしてないで、ワークやるなり寝るなりしなさい」と部屋の外から声をかける。

すると、

「ワークブックやったのか?」と部屋の中から、ドスのきいたこえでムスメ。

私「はい?」

ムスメ「もうやめたのか?」

私「漢字少しだけね。自分の宿題でしょ?」

ムスメ「手伝うと言ったんだから、ちゃんとヤレ」

私「‥‥‥」(何事かと絶句)

 こういうところが毎度仰天する。

 

そして40分ほどたって夜中の1時近くになったので、私は寝るしたくをしていた。するとムスメは部屋にこもったままで、私を呼ぶ。そして部屋の中から「スマホやってるわけじゃないからな」と。

怖いぞ。うちには戦国武将がいるのか?

それに何が言いたいかよくわからない。

テキトーに、言わせておいて私は寝ることにした。

 

そして今日、テスト当日の朝になった。

「ワーク全然できてない。お腹が痛い」とムスメ。  丸まってお腹を押さえているではないか。

オイオイオイ、中間テストも仮病で逃げるのか?

それはダメだろう。

とんでもなく不機嫌なムスメ。目の前に立ちはだかり、お腹が痛いと訴える。機嫌サイアク。

うまくいかないことに対する八つ当たりがヒドイ。

ここまでサボり倒しておいて、物事がうまくいくと考えてるほうがどうかしている。

 

私はその腹痛を仮病と決めつけた。

「本当だとしても自業自得だ」と言い切った。ムカムカしてきてこちらも応戦しかかった。

「ホントに休む気なら、学校に電話してやる。ホラ休め!」と。

 

でも、今日からテスト。まさにテスト直前だ。仕方がないから「今回のことは良い経験じゃない?中学校は甘くないんだよ」と言って、最後には怒りを交えつつも何とか堪えた。

でもムスメは、すべてを私に責任転嫁していた。

 

疲れた。本当に疲れる。

勉強もテストも、私がやっちゃいたいよ。

 

 

 

 

 

 

 

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