ウチのムスメは反抗期

中2のひとり娘、A子は反抗期。小6春からいよいよ扱いづらくなった。小6のクリスマスにスマホを持ってからは、態度も生活もハチャメチャに。日々吹き荒れる嵐は、いつ穏やかな風に変わるのか。日々の日記です。

夜中にヤンキーが探し物

「爪磨きセット一式がなくなった!」と夜中の1時になってムスメが騒ぎ出した。
何事かと思えば、自分の部屋にある爪磨きセットが、見当たらないとのこと。なんだ、部屋を探せばいいだけじゃん。 
私はムスメの部屋は触らないので、他人事です。

ムスメは、かなりイライラしている。  
「何でないの⁉︎」と。知るかよ。

私「さぁ、私はわかんないねぇ」
ムスメ「ないんだけど!」
私「そんなこと言われても、私があなたの部屋に入ってあちこち探すわけにいかないし〜」
ムスメ「じゃ入っていいから、探して」
私「え?」
ムスメ「入られるの、すごいイヤだけど!しょうがないし。ちっ、死ね!あーもー!早く探して!死ね!」

悪態つきながらあちこち自分の汚部屋を、あさっているムスメ。

私「気が進まない。部屋入って探すのは。」
ムスメ「は?諦めるのかよ!」

あ、諦める? わけわからん。

私「じゃ入るけど?」
ムスメ「‥‥」

恐る恐る部屋に入って、棚を眺める。なんせ汚部屋だ。それに触れば怒るに違いない。
とにかく、なるべく触りたくないので、気になるものを少しどけたりするのみ。ガラクタと、化粧雑貨が多い。 
この人は、捨てられないタイプだ。
辺りを探すが爪磨きセットは、見当たらない。

私「ないね」
ムスメ「は?死ね!ちっ、なんだよ!人のもの触ったら戻せよっ!」
と、言って、私か触れたカゴを音を立てて置き換えている。
戻すも戻さないも、触れただけだ。カゴの位置は、変化ナシ、だろうが⁉︎ と思うが黙っている私。

ヤンキーが目の前にいると思って欲しい。いちいち反応しても火に油だ。
オマエ、当たり屋かよ?と最近よく思う。
完璧に言いがかりである。
リクエストにお答えして探してやってるんだよ、こっちは。
とにかく彼女はイライラしている。
百歩譲ってホルモンバランスのせいだとしても、ヒドイ。

そしていきなり、ガサガサ漁りながら
ムスメ「ねー、このランドセルどーすんの?」と、私立小時代のランドセルの話。
私「もう捨てるしかないよね」
ムスメ「は?絶対イヤだし。引越し荷物に入れる」
おいおい、赴任先に、小学校時代のランドセルを持っていくらしいぞ。

私「やめてよ。それでなくてもアナタの荷物が多すぎるんだよ。引越しの見積もり、あなたの荷物割合多すぎだって。船便超過って業者さんも言ってる。私立のランドセルなんて人にあげることもできないし、置いて行って」
ムスメ「やだね!絶対持っていくし」

内部進学しなかったことに対する当てつけのつもりか。でもね、アナタ、自分で自分の進路決めたのよ? パパも私も、てっきりパパが単身で行くものだと思っていたのに、海外行くって決めたのは、どなたでした?
アナタ、いつも人の意見なんて聞かないでしよ?
  
そして次は
ムスメ「ちっ、この防災頭巾やだ!もう邪魔!」
私「‥‥じゃ、もう捨てるから渡して」
ムスメが防災頭巾をボンと放り投げてくる。 

防災頭巾のカバーは、私が手作りしたもの。学校では普段座布団代わりに使用していたものだ。
布を選んで、測って、ミシンを踏んでと、心を込めて作った相手に対して、ずいぶんな態度。気遣いっていうものはないのか?ちょっと傷つくよ。

そして祖父母にもらったパズルを捨てろと騒ぐ。

まぁ、いい。
こんなことでガックリしてたら、ヤンキーもどきのムスメの親なんて務まらない。

ムスメ「あーー!もう、なんかいろいろ部屋入ってあちこち見られるのって、大嫌いなんだよ!ちっ死ね!あー、死ねは口グセだから」
私「何言ってる、いい加減にしてくれ!オマエの探し物だろうが!じゃもうやめるからね」
ムスメ「ちっ、ったく、結局あきらめんのかよっ!」

だからさ、あきらめるって言葉をそこで使うのは、おかしいんだよ。

そして次は、オットが組み立てたミニタンスに文句。
「これってムカつくんだけど!捨てて!」
いきなりタンスを捨てろと。
タンスの下段の部品が一部外れてしまっている。
接着剤で、取り付ければいいのではないかと思うが、そんなことをムスメに今言ってもムダ。 

暴言、イライラの火の粉が舞っていて、何だか息苦しくなってくる。 
私「埃っぽいし、換気しようか」
ムスメ「換気しろと!換気、やれってか!こっちが窓開けやれと!」
私「たかがそこの窓開けるだけなのに、一体何なの⁉︎ 
もう、やめた! じゃ、行くから」
そしてムスメの部屋を出た。 
たかが爪磨きセットで、これは一体何なんだ。

深呼吸。
言霊ってあるよね。
こんなに負のエネルギーとマイナスの言葉を撒き散らされると、本当に息苦しくなる。
こちらのエネルギーを持っていかれる感じ。
これではムスメは、自分自身でもツライだろう。

もう夜中の2時。やっとムスメは寝るらしい。1時半になっても、彼女のハムスターにエサをやらないので、見かねて私がやった。
「今日はやっといたよ」
と部屋の外から声をかける。

ムスメ「は?何でだよ!そんなことしたら、ダメに決まってるでしょー‼︎」
私「だってエサなかったよ」
ムスメ「何でアンタがやるんだよ?」 
私「じゃもう、次回からはやりませんので」

ありがとう、じゃないのか?
なぜダメと言えちゃうのだろうね?
実は、ホントは、ラッキーって思っているクセにね。

あー、なんか、キライだなぁ、こういうタイプのニンゲンってさ。
どこを探しても、感謝の念ってものが見当たらない。

今日はムスメが、友達とはるばる海に遊びに出かけて帰ってきて、水着やら、タオルや服、浮き輪まで、砂やゴミに紛れて放っぽりっぱなし。
どうせ何日か、そのまま置きっぱなしになるだろうと思い、サッサと片付けた。
やっぱり、ありがとうの「あ」もナシ。
当たり前なんだね。やってやらないと不機嫌だもんね。

朝から寝るまで、スマホばっかりだし、お手伝いを何ひとつしないどころか、自分のこともままならないよね。どんな大人になるんだろうねぇ。