ウチのムスメは反抗期

中2のひとり娘、A子は反抗期。小6春からいよいよ扱いづらくなった。小6のクリスマスにスマホを持ってからは、態度も生活もハチャメチャに。日々吹き荒れる嵐は、いつ穏やかな風に変わるのか。日々の日記です。

距離を取る

世の中の思春期、反抗期の子供を育てているお母様方は、何を思い、どんなふうに日々を過ごしているのかな?

 

うちは元々すんなりとはいかない幼児期の子育てから始まったが、ムスメがいよいよ本格的な反抗期に入ったと感じた小学5年生の冬ごろから現在まで、特にシンドイ時期がもう約2年半続いている。

 

周りの親子を見渡しても私に言わせれば「良い子」に不満を並べる贅沢な親ばかりで、ムスメを育てるヒントになるものはなかった。本やブログで他人の子育てから学ぼうとしても、我が子の方がひと癖もふた癖もあるようで「甘っちょろいわ」と感じてしまう。

さっぱりうまくいかなかった。

 

人に相談しても、プロに聞いてもアドバイスはいつも私にとってありきたり。

「そんなのもう、私はとっくにやった」「そんなこと言ってもムスメの心には響かなかった」「そんなのムリムリ。無駄無駄。」

いつもデモデモダッテになっちゃうから、そのうちあんまり他人に相談しなくなった。

どうせわかってもらえない。

 

今は、現状があまりに落ちこぼれで、毎度相談どころか仰天エピソードのお披露目になってしまうので、言えない。私が落ち込むし。

 

私は子育てが下手だ。それは認める。 

過干渉しない。厳しくしない。子供を縛らない。

お願いごとはできるだけ「いいよ」と、ワガママにならない程度に叶えてやりたい。

命令しない。出来るだけ自由に。

好きなもの、好きな事を本人に選ばせる。

ザックリこんな風に心がけてきたけれど、全然ダメ。

 

世界一怒り狂う親と言われた。

 どこがだ?

周りに甘い親と言われる私が。

結局甘やかし過ぎたのか?

とにかく現状は見ての通り絶望的だ。

 

そこで最近私は、とても努力して、一生懸命に、ムスメを自分の意識の外に置くことを頑張っている。

こう書くと、何か立派なことにトライしているかのようだが、まっ、平たく言えば「諦める」ことを心に定着させつつあるのだ。

 

まずはムスメを「居候しているよそのお子さん」か「お客さん」と思うことにした。たまたまひどくだらしがない人が、うちにいる。

でも仕方がないからあと数年間世話しなきゃならない。あぁ、早く出て行ってくれるといいけど‥。という感じ。

 

ひとつ前の記事では、塾の事で思わず怒った私だけど、ぶつかるったのはもうそれっきり。本当にそれ以来ムスメとの摩擦を避けてきている。

 

「ムスメの人生はムスメのもの」

ひどい生活習慣でも偏食でも、もしそれで体調を崩したとしても、これはもうムスメの選択だ。私がどれだけ頑張っても何も変わらなかった。バトルになる分、恨みの記憶としてムスメの中に残るのだからむしろ悪い。どう諭してもまったく意識に響かない。ただ暴言が返ってくるのみ。

 

勉強に関しては、今まで宿題以外で自ら机に向かったことは皆無だ。成績が底辺だけど、それも、もう努力を嫌うムスメの選択だ。

たとえ高校に行かなくても。

人生がうまくいかなくても。

大人になって貧乏になっても。

 

何かしてやりたいと思っても、ただただ迷惑らしい。それどころかこのひどい恨まれようは何だ?

我々親のことが、嫌いで嫌いで。

死んで欲しくて死んで欲しくて。

「なぜ産んだ?」「なぜ中絶しなかった?オマエに中絶の選択権があったくせに」

「人生最大の失敗はこの家に生まれたこと」と書いてたことも。

 

先週ムスメはスクールカウンセラーと面談をしたはずだ。

ムスメは一切の報告をしてこないので、私も聞かないでいる。だってそもそも親の悪口をブチまけるためのカウンセリングだったのだから、聞いちゃダメでしょ。

だけど親のことを相談するにしても、自分のこの現状については、どうカウンセラーに伝えたのか。真実を伝えているのか? 

ムスメがこのカウンセリングを受けたってことも、もう距離を置こうと思った理由の一つだった。 外の方にお任せする部分があってもいいなって。

 

ちゃんと向き合えば地雷を踏むし。

用があって「A子さん」と声をかけても、常にイヤホンが装着されているし。

事務連絡のため何度も呼べば、うざったそうにイヤホンを外し「何っ!!?」と怒鳴ってくる。舌打ち付き。

 

幸い以前と違って、意味もなくわざと私に絡んでくることは減った。だから関わりを減らずことは、それほど難しくない。

彼女のことを極力気にかけないことだ。

 

何時に寝ようが、休日何時に起きようが。

お風呂に入る、入らない。

土日二日間とも、どこに行ったかまるで家にいなくても。

お金をどう使っているかわからなくても(こちらが渡した分)。

学校からのお便りを渡さず、ウチだけ取り残されても。

食事は準備するが、食べても食べなくても。

弁当は作るが、食べても食べなくても。

宿題や成績のことも。

今後は塾をサボるならサボればいい。

お金も余程じゃない限り渡すし。

 

もう好きにすればいいんじゃないかな?

ただしうまく行かないからって人のせい、周りのせいにしないで。

そして早く自立してください。

 

習い事、学校など、機会も与えたしお金もかけた。

すべてドブに投げ捨ててきたのはムスメ自身です。

これからもきちんと親の義務は果たしますが、必要以上に関わる事はもうやめたいと思う。

ムスメは怒るし、こちらも凹む。

憎しみと恨みばかりが生まれて何もいいことがないから。

 

距離を置くのよ。

そして安易に距離を詰められないように。

いつも一定の距離感で。

 

もしかしたらこういうのは特別じゃなくて、単に成長だったり、子離れだったりの一環なのかもしれない。

 

このままバトルがなくなるといいけど。

理不尽に怒鳴られたり、絡まれたりしたら、私は堪えられるか。

あまりにも非常識なことにはNOと言わなきゃならないこともある。

 

さていつまで持つか?

今後どうなるか?

 

何とも謎ですな。

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塾の振替

金曜日夜に、ムスメは塾の振替をひとコマ入れていた。

春休みから溜まりに溜まった振替がどんどん期限切れになっていくのに、いつまでも取ろうとしないムスメ。

私はしびれを切らして「あまりにもお金がもったいないから、いいかげんひとつぐらい振替を取ってくれないか?」とムスメに下手(したて)に頼んで予約を入れてもらった。

 

ところが当日、結論から言うと、ムスメは家で寝過ごしてその振替授業をパーにしたのである。

 

夕方、少し遠くのスーパーへの買い物から帰った私は、ムスメの靴が玄関にあることに、まず嫌な予感がした。

そしてムスメの部屋が閉め切られているのを見て、「うっ‥」と気分が悪くなった。

ムスメは部屋にいるのだ。

 

寝ているに違いない。

 

珍しく部屋の鍵をかけていない。 

部屋のドアを開けると、ムスメは学校へ着て行った服のまま布団の中で寝ている。

ベッドに転がっているうちに睡魔が‥という感じではなく、しっかり布団をかけて、寝る気満々で寝たような状態だ。

 

「塾は⁉︎」と私。

布団の中でもぞもぞして「‥え?」とムスメ。

私「何で行かなかったの⁉︎」

ムスメ「‥‥‥寝落ちした」

 

はぁ?

なめているのか?

 

さっきまで飲んだり食ったりスマホをしたりしていたではないか。

一時間ちょっと私が出かけるだけでなぜこうなる?

 

私「なぜ寝る⁉︎ なぜ起きない⁉︎ どうして塾に行かなきゃと思わないの⁉︎」 

ムスメ「疲れてたんだよっ‼︎」

 出たよ、またお得意の「疲れた」だよ。

この人の「疲れた」を聞くとすごくイラつく。

 

私「パパは?何でいないのっ⁉︎」

 

この日は、オットが家で電話会議だかスカイプだかで仕事の打ち合わせだから、と言って午後早めに帰宅していたのだ。塾の時間の話をしていたのでオットも心得ているはず。

そう思って安心して買い物に出た私。

交通機関の乱れで帰宅が遅くなったけど、オットも家にいることだし、まさかまさかまさか塾に行っていないとは思わなかった。

甘かったよ。

どいつもコイツも信用ならねぇー!

 

ムスメに「塾に寝坊したので振替授業に行けない」と断りの電話を塾に入れるように言った。

しかしムスメは「無理!お願い!」と布団の中で怒鳴ってくるのみ。

 

無茶苦茶腹がたってくる!

 

 私「自分のミスなんだから自分で電話しなさい!」

ムスメ「無理!やって。絶対無理!」

私「電話しろよっ!」

ムスメ「無理」

私「その程度の自分の尻ぬぐいくらい、自分でやれって言ってんだよ!」

ムスメ「無理」相変わらず布団の中。

 

このやり取りをすること5分くらい。

キレて怒鳴ることはもうしないって思っていたのに、どうしても「仕方がないわねぇ」って感じに穏やかではいられなかった。

何度も言ってやっと取らせた振替なのに。

 

ムスメは、結局は私が塾に電話すると知っているのだ。電話しないと塾に迷惑がかかる。待っていてくれる先生に申し訳ないと思う、私の心理を読んでいるから。

 

悔しかったけど、グッと飲み込んで塾に電話した。

塾の事務の人が電話に出て笑っていた。

何で笑うの??

アナタこそ、振替溜まっても「じゃあ振替入れますね」とか「メールでお知らせしますね」って口ばっかりで知らん顔してるくせに。

何だかもうこれっぽっちの事で、周りが全部敵に思えてくる。

 

事務の人「では今日の分はもう仕方がないということでお休みですね」

私「はい」

事務の人「それとは別に、明日の通常授業分については、先ほどお電話いただいたように月曜日に振替ということでいいですか?」

私「はい、お願いします」

 

そう、塾にはたった2時間前にも電話したのだ。

ムスメが「土曜の分は友達と遊ぶから振替えて」と言ってきたから。

 

友達と遊ぶくらいで塾を振替にするなんておかしいと思った私は、ムスメの申し出を許可することを渋った。

 

運動会、学校行事なら振替を取るのもいい。またクラスみんなでテーマパークに行くなど、イベント的なものなら仕方がないかと思う。

あるいは普段は一生懸命頑張っている子が、たまにこういうことを言ってくるならば喜んで許すよ。

でも普段こんな調子なのに、自分の欲望ばかりを満たして、当たり前のように権利ばかりを主張してしてくるのは間違っている。

 

「友達と遊ぶから。その子は日曜日に習い事あるんだって。だから土曜日塾のA子とその友達は永久に遊べないじゃん?だからA子の塾を張り替えるんだよ」とムスメが偉そうに言う。

 

私「それならその友達の習い事を振替てもらえば?だってA子だけ振替えて合わせてあげるのって不公平じゃない?」

ムスメ「は?は?は?何で不公平?え、え?」

 

あ、そうか。

土曜に塾に行かないで済むのが嬉しいムスメ。

日曜日の習い事を休まずに、土曜日はムスメと遊べて嬉しい友達。

利害関係は一致している。

面白くないのは私だけだ。

 

ムスメ「その友達の習い事ってスポーツ系だから。振替ないってさ」

本当なのか?

 

というわけで、ついさっき不本意ながらも塾に電話して土曜日の授業を月曜日に振替てもらったばっかりだったのだ。

 

その直後にこのザマだ。

金曜日は寝坊して行けず。

土曜日は遊ぶから行かず、月曜日に振替。

疲れた疲れたっていうくせに、月曜日は本当にいくのか?って疑念が湧いてしまう。

 

オットが帰ってきた。 

単に近所をふらふらとお散歩に出てたらしい。

私「何で塾に行かせてくれなかったのっ!?!」

完全に激怒モードの私。

オット「へっ?えええーっ?うそぉー」

 

どうやら塾のことを忘れていたらしい。

ムスメは寝ていて気配もないし、思い出さなかったのだろう。

何てオメデタイ。

家族のスケジュールを常に念頭に置いてすごく私とは違うんだね。

もういいよ。

こんなことで怒り沸騰な自分自身にも嫌気がさしてくる。

 

ムスメはそれから夜中まで部屋から出てこなかった。

塾だからと事前に夕食も食べさせたし、もういい。

そうやって明け方まで起きてりゃいいよ。夜中にジャンクフード食べ散らかして。

 

そして土曜日。昼過ぎに起きてきたムスメ。

娘のために朝食を温め直して並べようとしたら「昨日言ったじゃん。遊びに行くから。昼メシ友達と食べるから今いらない」とムスメ。

メシのことまで聞いとらん!

 

私「栄養偏りまくりだから、スープくらい飲んで行って」

ムスメ「時間ない。友達と食うってば!」

オット「ホラ、よそったから、これ」

好物のコーンチャウダーをチラッと見たムスメ。何と、黙ってテーブルに座って食べ始めた。

 

ムスメ「 そう言えば金返すわ。おつり。はい。」

1週間前に文房具を買うからとのことで、小銭の持ち合わせがなかったので5000円ほど渡した。大きなお札しかなかったから。ところが4500円ほどあるだろうお釣りを返すように再三催促をしていたのに、返事ばかりで返さない。

そしてやっとこの時ムスメが4500円くらいのお釣りをテーブルに置いた。

 

そして「今日の分の金くれない?」と。

私「イヤだ。もう5月もたっくさんあげたし」

ムスメ「‥‥」

オット「‥‥」

ムスメ「金ないと遊べなくて困るんだけど?」

私「知らない。もうすでにすごい金額あげているから」

ムスメ「‥‥」

オット「‥‥」

ここにもしオットがいなかったら修羅場になるところだ。

ムスメ「じゃさ、6月のおこづかい下さい。今日はそれでやる」

オット「いいよ」と言って財布を取りに行く。(おこづかいはオットから渡しているので)

 

 ムカつくムカつくムカつくー!

 

ムスメも。

自分も。

 

ホントやだ。

 

こうして文章にすると、つまんないことでイラついてるなーって自分で思う。

 

そういう私の気持ちを強引に、半ば無理矢理にでも楽しい気分に切り替えるべきなのか。

あるいは考え方を変えて「今のこのムスメで充分」って、これまた無理矢理にでも思うべきなのか。

またはイライラしている自分、腹を立てている自分を許すべきなのか。

 

何事においても取扱説明書が欲しいよ。

ムスメのことを考えてしまうのをやめたい。

悶々と悩んで試行錯誤はもうしんどいです。

 

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怒り

晴れやかで明るいムスメの笑顔を長い間見ていないと思った。

ずっと怒りにまみれて生きている。

 

怒りの矛先がわかりづらいことも多くて怖い。

怒ること自体が目的なのかもれない。

 

私もあまり笑わなくなって、いつもビクビクしてしまう。

最近家に家族がいるとリラックスできなくなった。

今は自分の部屋があるからいいけど、日本に戻ったらどうしよう。

 

ムスメは、朝起きた時から、疲れた、髪の毛がまとまらない、着る服がない、眠い、などと怒りモードだ。

学校が嫌だ、体育が嫌だ、調理実習がムカつく、数学が嫌いだ‥‥。

時間がない、お腹が痛い、気持ちが悪い、行きたくない、今日は塾なんて信じられない、全部嫌だ、休みたい。

 

なんとか支度をして、ムスメが不機嫌に家を出る。

脱力。

 

そろそろムスメが帰宅する。緊張。

 

ムスメが帰宅。 ドアが開く。

疲れた、疲れた、疲れた、疲れた、疲れたー。

嫌なことがあった。ムカつくことがたくさんあった。

 

友達がおかしい。あの先生がムカつく。この先生が嫌い。あんなに嫌だった前の先生は、今思えば神だったかもしれない。

 

授業が終わってる。宿題が許せない。男子がキモイ。部活が嫌だ。変な先輩がいる。 

グループワークなんて、何でこんなことしなきゃならない。わけわかんないことさせるな。

 

塾は無理!疲れていけない。

なんでオマエ(私のこと)は何もしない?(学校に行ったり、部活、宿題、塾などのこと。親が行くほうがおかしい話なのだけど。)

 

まず寝なきゃ何もできない。疲れてんだよ!

着替えなんて無理。疲れてんだよ!

シャワーなんて浴びれない。疲れてんだよ!

今はカップ麺しか食べれない。疲れてんだよ!

汗だく?うるせー知るか!

 

金ください。

買いたいものあるし。

服だよ。韓流アイドルの物と。

マンガ。もっともっともっとマンガ。

 

夕飯はいらない。

友達と。カフェとか。

当たり前じゃん。買い物と遊びは楽しいから疲れないんだよ!

 

部屋汚いんだけど!

だからムカつくんだけど!

エアコンが臭い!

虫がいる!

この部屋嫌い!

 

うちに食べたいものがない!

コーラ買い置きして!

こういうお菓子はイヤ!駄菓子みたいのにして!

チョコはホワイトチョコで!

アイスは冷凍庫に買い置きして!

 

野菜嫌い。全部の野菜が嫌い。でも。

カレーのは平気。じゃがいもと玉ねぎとニンジンだけ。シャキシャキするものと、緑のものはムリだから。

キノコなんて一番ムリ!

 

肉もひき肉のものならいいけど。 

カタマリの肉ムリ。脂身ムリ。鶏肉もあまり。

ウインナーもムリ。皮キモイし。

エビムリ。カニは好き。貝ムリ。イカタコムリ。刺身ムリ。

ネギトロとイクラは好き。

昆布ムリだから。あ、ワカメもムリ。海苔ならいいよ。

 

麺類は好きだけど、パンはあんまり。 

弁当にサンドイッチとかムリだから!

ゆで卵とか、目玉焼きとか、好きじゃないんだよね!

 

今、食べたくないし!(食事) 

後にして!

部屋に戻るからこのまま置いておいて。

トイレ行くからこのまま置いといて。

(食事をテーブルに置いたまま2時間くらい居なくなったりする)

(仕方なく片付けると)なに片付けてんだよ!

 

弁当箱出せ?ちっ!

いちいちうるさい!

いつも黙って勝手にリュック開けて持ってってよ!

 

日本に帰りたい(一時帰国)

みんなずるい!

日本のものが欲しいのにない! 

A子だけアレを持ってない!コレもない!

アップルコンピューターじゃなきゃイヤだ!

みんな買ってもらってる!

ホントはこんなパソコンなんか、欲しくなかったのに。

 

オマエ(私のこと)いらないよ。

この家はイヤだ。

この国はイヤだ。

日本人じゃなくて。

韓国人になりたかった‥。

 

毎日こんな感じのムスメ。

起きている間じゅう怒って、怒って、文句を言って。

でもね、最近ではオットも私も、ほとんど今は何も叱らないし、注意したり、助言したりもしない。

倍返しで噛み付いてくるから、最低限に留めている。

ムスメは好きなようにさせている。はず。

少なくとも親からするとそうなんだけど、ムスメはそう思っていないらしいところが困る。

 

好きな時間に、好きなことを、好きなだけ。

学校と塾はあるけれど。それ以外は自由だ。

なのに自由がないと言うムスメ。

4歳の頃から言っていた。「保育園に自由がない」とか。「先生のやりたい事を無理矢理子供にやらせる」とか。

 

生まれる国を間違えたよね。

生まれる時代も。

ジャングルの奥地、未開の地とか。

こんなに文明が発展していない昔に生まれていたら、一日中好きに暮らせたかもしれない。

村や部族でエリートになれたかもしれないよね。

 

このまま大人になった後のことが本当に思いやられてしまう‥。

ムスメは自分なりの「幸せ」を見つけること、感じることができるのか。

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世のお子様たち

先週はオットの仕事関係の奥様たちとランチの会があった。同じ会社の方も、そうでない方もいらしたし、年齢も割合とバラけていてまちまちだった。

クラスのママ友たちと会うよりも、会話が子供のことから逸れるだろうし、居心地が良いかもしれないと思い参加を決めた。

 

子供の話はできるだけしたくないのよ。

いつも我が家だけ違う‥‥。

悲しくなってくるんだもん。

 

当日参加されていた方は皆さん良い方ばかりで、なかなか楽しかった。

私はそもそも高齢出産ママで、かつムスメが中2。となると、やっぱり奥様たちの間でも決して若い部類ではないんです。

 

小さなお子さんを連れてきているママさんたちは、ムスメの話をすごく聞いてきます。

本来なら先輩ママとしてアドバイスのひとつでもと思うのかもしれないけど‥‥ねぇ〜。うちはねぇ。

 

皆さんお互いの共通の話題として、子育てのことを悪気なく問いかけてくれるのはわかるんだけどね。 

何も参考になるような話がなくて。

反面教師のようなことばかりだよ。

うぅ‥。

 

その後軽く自己紹介の時間になった。

皆さんが、名前と、家族構成、子供の年齢、その他ひとことを言う。サラッと簡単なもの。

私も同じように続ける。名前、家族構成、そして‥「子供は中2です。今、強烈に反抗期真っ最中です」

と、これだけ。すると

「ええーっ」

どよどよどよ‥。

あら?なんか場がどよめいた?

 

その後のフリートークの時は、皆さんムスメの反抗期について聞いてくること聞いてくること。

言わなきゃ良かった(泣)

あぁ中2だもんね。そういうお年頃かもね。ってサラッと流すもんじゃないんですか? 

 

もちろん詳細なんて話しませんよ。

ちょっと話したところで、ドン引かれて終わるだけ。

本気で知りたいなら10時間私の話を聞いて下さい。

我が家の現状は、5分10分では語れませんので。

それにこの集まりはオット関係ですからね。

うっかり話すと、今度はダンナ様たちに伝わっちゃう。

 

ベビー連れのママ達もいろいろ質問してきた。

だから当たり障りなくムスメが幼い頃の話をした。

え?

そんなに驚く?

 

ええ、ええ、幼い頃から確かに大変でしたわよ。

はい、育てにくかったですよ。

そうです。スゴイ自己主張っぷりでした。

 

そ、そんなにオモシロイですかね?

 

えっ、そ、そんなにビックリしなくても。

その話、まだ序の口ですって。

とても言えないけど、今はものすごいことになってるんだから!

 

ムスメがオオモノ?

それみんな良く言うけど、ほめ言葉じゃないよね?

リアクションに困ると皆さんそう言うの。

 

はい?

ワタシ? 

私がエライ?頑張った?

よく付き合ってあげて?

良いお母さんだ???

 

いや、それは‥。

全く違うんです。

もうダメダメで。

どうしようもない感じで。

でも、投げ出すわけにもいかないじゃん。

そうでしょ?

 

つか、ちょっと何なのーー⁉︎ 

私ばかりに話を振らないで下さいな。

 

そこのアナタ、向こうのアナタ。

お宅もお子さん中学生でしょ?

この方たちに質問して下さいよ。

 

あ、アナタの小学生のお子さんは高学年?

そちらの方は成人されたお嬢様をお持ちですよね?

高校生のお子さんもいるの?へぇっ。

 

 皆さん!!

お子さん達、反抗期、ないんですかっ?

家で暴れませんかっ?

 

シーーン。

 

「いや、ま、息子の口数が減った時期が半年ほどありましたね」

「中3の息子はたぶんこれから反抗期が来るのかなと‥‥今はまだですね」

「中学生の娘と小学生の娘は、ふたりで遊んで毎日発散しています」

「気づいたら成人していました」

「部活で疲れ果てて反抗の気力がないみたいで」

 

はぁぁぁぁぁぁぁぁ?

 

よそのお子さん達ってこんなにもマイルドな思春期を過ごしているわけですか?

本当にホントにほんとうに?

 

確かにうちの甥っ子も、スポーツで発散してるから反抗期というほどでもないようなこと言ってたしな。

 

世のお子様たちってみんなお利口さんなのですね。

 マイルドで良い子なんですね。

 

学校のママたちも「反抗期?終わったみたいです」

なんてホンワカしてる。

 

こんなに日々打ちひしがれてるのって、世界に私だけなの?

なんか孤独だよー。

 

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「頑張る」という約束

「今週は頑張るから」と言って、週末Nちゃん→Mちゃんをハシゴして遊び倒したムスメ。

さて今日は週後半の金曜日です。

クイズです。

ムスメは、約束通り頑張っているでしょうか?

 

A: もちろん頑張っているはず。 

  今まで無数の約束を踏み倒してきたけれど、さすがに今回はやるでしょう。じゃないと本当に信頼を失います。

 

B: 約束は守らない。

  そんな口先だけの約束に騙されるなんて。

頑張りませんよ。その場限りの嘘にきまってます。

 

C: 本当は約束を守っていないし、頑張っているわけでもないのに約束を守って頑張っていることにする。

ムスメ自身の言い分によって、頑張っていることにするが、実際はやりません。

 

答えは、じゃーーーん!

ハイ、Cですね。

 

約束をした時にAを期待した私は甘かったです。

ちょっと冷静に考えればムスメのやり方はわかります。

 

以下は、前回ブログからの引用で、ムスメとの約束です。

↓      ↓      ↓      ↓

 ムスメ「じゃ今週はほんっといろいろ頑張るから。学校も片づけも、早寝早起きも。スマホも減らす。あと疲れた疲れたって言わないって約束するよ。今までごめんなさい!今週は絶対疲れたって言わないで頑張るから!宿題もちゃんとやる。塾もキチンと行く。だからお願いします!」

 

『 学校 』について

水曜日は、まさかの欠席です。(木、金は行きました)

ま、仮病なのか。

でも病気とも言えない。

平たく言えば眠いだけ。午後まで寝たいわけです。

 

疲れてると主張するのに遊びは一人前で、欠席前日は20時過ぎに帰宅。

帰るなり「ノドが痛い!」と連呼。

食事の支度をしていたが「食べたくないっ!」と手も洗わず服のままベッドで眠る。

風邪かと思ったら、マックに寄ってきたのでお腹がいっぱいだったとのこと。

 

 2時間して起きてきて、今度は「腹減った」と。

「いらないって言うから片づけたよ」と答えると「腹減ってんだよ!」と怒る。

だから仕方なく準備した。

 

また「ノドが痛い」と言っている。

 

明日は休みにすると決めているんだなとその時察した。

 

次の朝、案の定「ノドが痛い」とベッドから出ない。

「病院行こう」と言っても「無理」「無理だから寝かせろ」と。

 

スマホを減らす』について

とても減らしたように見えない。wifiには切り替えているのか?

でもムスメがスマホを減らしたと言えば減らしたことになるらしい。インチキだよ。黒いものもムスメが白と言えば白になる。

 

 『片づけ』について

汚部屋になりつつある。食べ物、飲み物の残りも散らかしている。しかし最悪期よりは若干マシ。

『早寝早起き 』について

寝る時間が夜中の2時や3時から1時や1時半になった。「もっと早く寝なさいよ」と言っても「皆んなに合わせている」と意味不明な言い分。スマホ友達とか韓流のコアなファンサイトでおしゃべりしているから、その仲間だと思う。

 

『疲れた、疲れたと言わない』について

「疲れた」という単語こそ言わないが、別のことを言う。「ノドが痛い(ウソ)」「具合が悪い」「インフルが流行ってる」などと言いまくる。

私にしたら何も変わらない。

 

いつも帰宅して玄関の扉を開けながら、不機嫌に「疲れたーー!疲れたーー!疲れたーー!」と何回も絶叫する。

そして文句の嵐だ。いつでも「疲れてるんだよ!」と怒鳴る。グダグダする。塾もサボる。学校も時々サボる。

単に寝不足なだけ。これに尽きる。  

あとは超偏食だから栄養、ビタミン不足、糖分過多、ジャンクフードで、疲れが取れない。キレやすい。

 

私はムスメの「疲れた」がとても苦手。オットが言う「疲れた」は、食べて休んで寝て、彼の中で自己完結するが、ムスメの「疲れた」は、要求や見返りや、何かしらの犠牲を強いられる。指摘すると「家でのんびりしてる人間が言うな!!」とキレてくる。

 

今回は「疲れたと言わない」という項目の改善にとても期待したが、言葉が「ノドが痛い」などに変わっただけであった。

 

『塾にちゃんと行く』について

水曜日は、体調不良で学校だけじゃなく、塾にもいかないと言うので休む。

絶対に行けるはず。

だって行くはずだった塾の時間に、髪の毛をアレンジして「気分転換に散歩行ってくるわ。ついでに店で韓流アイドルのアルバムチェックしてくるわ」と言い出したのだ。

 

「そんなことができるなら塾に行きなさいよ」と私。

ムスメ「塾なんて行けるわけねーだろっ!」

私「韓流ショップまで行けるんでしょ?そこまで行けるなら塾に行くべき!大して距離も変わらない」

ムスメ「勉強なんて無理に決まってるだろー!」

私「それなら出かけずに家で安静にするか、家の周りをゆっくり散歩する程度にしなさい。身体を休めて明日に備えなさいね。物事の優先順位を考えなさい」

 

すると急にムスメが壊れた。

「だからぁー!だからぁー!もーーーっ!!もうキミって、こういうところが無理だからっ!何なわけ?何何何っ!おかしいんじゃないのっ!カウンセリングー!」

結果、大騒ぎになった。

 

またカウンセリングか。

 

そんなに私はおかしなことを言っているのだろうか?

 

スマホを減らしなさいとか。 

もっと早く寝なさいとか。

口うるさく言うわけではない。あまりにも極端だからその部分を改善してねと言っているのだ。

 

そう言えばムスメのひと月のスマホの使用量は、何と23GBです。

家ではwifiに切り替えればその時無料になるんです。

それなのに23GB!

こんなのが続いているのでたまりません。

次の月も同じなら、いよいよ契約解除するとオットが怒っています。

 

お泊まりとその後

スポーツ観戦の後に、急にNちゃんが我が家に泊まることになった話は前回書いた。

ところがその後がまだあるんです。

 

お泊まり翌日は、お昼近くに2人が起きたので、ブランチ的なご飯を用意した。具だくさんの炒飯とスープ。

ふたりはそれを食べてから、今度は仲良くゲームを始めた。

オットがゴルフに行ったので、若干存在していた?緊張感もすっかり何処へやら、伸び伸びとリビングを占領していた。

テレビ画面のゲーム、スマホニンテンドースリーDS、あっちこっちフル回転だ。

 

本当は掃除をしたかったけど、掃除機で妨害するわけにもいかず、かといってリビングにいても鬱陶しがられるので、私は自分の部屋に逃れた。ま、その方が落ち着くからいいのだけれどね。

 

やがてムスメが部屋に来て「アイス買いたいからお金くれる?」と言ってきた。

アイスとグミなどの駄菓子を買いたいとのことで、日本なら2000円分の買い物ができる程度の金額を渡した。

 ゲームをしながらお菓子とジュース、ムスメにとってはパラダイスなひととき。

 

やがて16:30頃になり、Nちゃんが「お世話になりました」と私に挨拶して帰って行った。

 

するとムスメが「今からMちゃんと出かけて来るわ」と言い出すではないか。

「絶句する」とはこういう事。

私「‥‥‥」

ムスメ「服買うし、Mと夕飯食うから金くれる?」

私「何‥言ってるの?」

 

NちゃんからMちゃんにハシゴ。

時系列的に説明する。

 

この日は一日中ヒマだったMちゃんが「Nちゃんと遊ぶのはとっとと終わりにして自分と遊びなよ」ということをお昼ごろからムスメにラインで要求してきていたようだ。

 

その会話を小耳に挟み『そりゃないわ、Nちゃん』と思ったので「NちゃんもMちゃんも友達同士なんだから、ウチにMちゃんに来てもらって3人で遊んだら〜?」と私は提案した。ちょうど彼女たちがゲームを始めたところだった。

 

ところがMちゃんは「Nちゃんを帰して、自分だけと遊べ」と言いはったらしいので、ムスメは「コイツ、おかしくね?」とMちゃんの事をテキトーにあしらい、Nちゃんとゲームを続けた。

 

私も「この場合は常識的にそうなるよね」と思った。

 

ところがムスメは「常識的」だったからではなく「その時、単にNちゃんとゲームをしたかっただけ」だったのだ。Mちゃんはあまりゲームをやらない子らしいので。

 

まぁここまではいいでしょう。

やりたい事を優先したい気持ちを持つのは誰でも同じ。

 

ところがムスメは『Nちゃんとゲームをすること』と『Mちゃんと出かけること』の両方を手に入れようとしているのだ。

この『二択を提示するとどちらも我が物にしようとする』のは、幼い頃からずっと私が悩まされてきたムスメの特徴的な思考回路だ。

 

ゲームを始めてから3時間半経ち、そろそろ飽きてきた頃にNちゃんは帰って行った。16:30頃だった。

 

Nちゃんが自分の意思で帰ることにしたのか、ムスメがMちゃんと遊ぶためにNちゃんを帰したのか、それは見ていなかったのでわからない。

ただゲームに飽きてきた時点で、お開きになるように誘導した可能性はある。

 

そしてNちゃんと別れてすぐに「Mちゃんと遊ぶからお金をくれ」と。

世のお母様達は、こんな時は我が子に何と言うのだろう。

 

私「それはいくら何でもダメだよ」

ムスメ「はぁぁ?何で?ダメって言う意味なくね?」

私「昨日の16:30にNちゃんと待ち合わせしてそれから24時間一緒だったよね?充分遊んだよね?いきなりのお泊まりのお願いにもOKしたよね?今は日曜日の夕方だよ?今から繁華街に出て行って遊ぶなんてあり得ないよ!」

ムスメ「オマエ、何いきなり厳しくしちゃってんの?」

私「厳しくなんかない。当然のことです。散々遊んだよね?まずはNちゃんと散らかしたゲームやら飲み食いの残骸を片づけて。それからは宿題したり、明日の準備して、今日は早目に寝る。そういうものです!」

 

ムスメ「学校が大変なんだよ!運動会の練習はキツイしっ!自分は毎日家でのんびりしてるくせに、偉そうなこと言えるのかよっ!ストレスたまんだよっ!息抜きしてストレス発散しなきゃやってらんないんだよっ!」

私「‥‥確かに学校生活は大変だよね。わかるよ。」(と、言ったが、心の中は『それくらいで‥?みんなやってるよ。部活もだった50分の文化部だし。それも週2回だし。スクールバスあるし。A子は、家でスマホしかしないよね?宿題以外の自分の勉強なんてやったことないよね?何がそんなに人並外れて大変なんですか?』と思ってしまう私)

ムスメ「だから友達と息抜きしなきゃ、やってらんないんだよっ。ねー、早くお金!」

 

私「今日はいくら何でもダメです!というか、何なの⁉︎ Nちゃんが帰ってさ、楽しかった、ってその後片づけて、いろいろやって来週からに備える。何でそうならないの?どうして?」

ムスメ「何でウチだけこうなんだよ!もーー。人のストレスわかってんのかよ?」

私「‥‥だから昨日からもうずっと遊びましたよね?」

 

ムスメ「じゃ今週はほんっといろいろ頑張るから。学校も片づけも、早寝早起きも。あと疲れた疲れたって言わないって約束するよ。今までごめんなさい!今週は絶対疲れたって言わないで頑張るから!宿題もちゃんとやる。塾も行く。だからお願いします!」

 

なんと!!ムスメが「ごめんなさい」って言った!

初めて聞いた。

おー、びっくりしたー。

 

びっくりしたのもあるが、こうやって「あれもする、これもします」って普通の子みたいにお願いされたのは初めてだった。

いつもはただひたすら「オマエおかしいだろ」と上から目線で罵られて力づくだったから。

 

本当は毅然として「ダメなものはダメです」と言うべきだったんだけど、ダメ母親の私は「じゃ、信じるから頑張って」となんと許してしまった。

服代と夕食代で5000円あげた。

 

こう言うところが自分でも呆れるのよね。

だってムスメが良くなるところを見てみたかったんだよ〜。

 

そして意気揚々と出かけたムスメ。

帰宅は21:30。

前日16:30から通しで29時間。

帰宅してからもスマホを離すことなく、夜1時ごろはまだ起きていた。

 

本当に今週は頑張るのか?

やっぱり今回も口ばっかりなのか。

 

また続きます。 

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スポーツ観戦へ

たまたま手に入った、週末のスポーツ観戦のチケット。私はそのスポーツが特別好きというわけではなかったが、せっかくなので生で見てみたい。それにスタジアムの雰囲気は、けっこう好き。

というわけで、家族で行こうかということに‥‥

あ、でも家族かぁ〜。我が家には高いハードルだな。

 

ムスメに聞くと「はぁ?興味ねぇー」

だよね。

「お友達誘ってもいいよ」と私。

ムスメ「試合見ないで友達と遊んでてもいいの?」

私「場を乱さない程度なら」

ムスメ「じゃ友達誘うわ」

というわけで、最近よくうちに遊びに来るNちゃんが一緒に来ることになった。

 

当日は夜の試合なので、その前にスタジアム近くで4人で食事をした。

レストランはテラス席しか空いていなかった。レストランのスタッフが、それでもいいかと聞いてきた。

オットがOKして、それじゃとテラス席に行こうとしたら「えーー、ムリムリムリっ!あちーじゃん!何なんだよ!中にしてくれよ!」などと大声で文句たらたらのムスメが場をぶった斬る。

 

試合前の限られた時間なんだからガマンしなよって思ったが、すでにムスメが纏う空気は暗黒帝国だ。 

どういうわけか黒いスタジャンを着込んで長いダメージドジーンズを履いて着たムスメ。そりゃ暑いわ。周りから見ても暑苦しいし、ちょっと品もない。かたやNちゃんはTシャツにショートパンツにポニーテール。爽やか〜。

 

暗黒帝国は、素通りするに限るよ。

 

テラス席がイヤでも、店内の席が空いてないものはしょーがない。これからどんどん混む予感もある。

次々と後ろから客が続いているし。

 

 

というわけで、仕方なく4人がけのテラス席にムスメとNちゃんが隣り合って座った。

そしてムスメの正面にオット、Nちゃんの正面に私。

 

ところが今度は、食事中のムスメの態度がヒドイ。

大声で自己主張満載のおしゃべり。

友達のウワサ話、先生の悪口、韓流のこと、イケメンのこと。

まー、とにかくうるさいことうるさいこと。ムスメひとりがうるさい。Nちゃんはムスメに付き合うが音量も口数もムスメの10分の1程度だし、話す内容もとてもマイルド。

 

ムスメは目の前のオットと私を空気のようにスルーする。

特にオットに対してヒドイ。

事あるごとに怖い顔つきで睨んでいる。

いったい何なんだろう。

 

そして絶対に私たちに自分からは話しかけない。

いないものとして扱う。

注文の時も、何か聞いても愛想も可愛げもあったもんじゃない。

エラそーに、自分でドリンクをオーダーする。

 

まったく‥‥ 今日は友達がいるから私たちが何も言わないと舐めているのか。

Nちゃんは、ムスメの態度をどう思っているんだろう。日頃から私達のことを「異常な親」として話しているんだろうから今更って感じなのかな。

 

かと思うと急に「ねぇーえぇー、今日お泊まりしちゃダメ?」とムスメが言い出した。

はぁぁ?

ダメっていうよりイヤだよ。

「そんなイキナリ無理です」と私。

「言ったじゃん」とムスメ。

 

数日前に言ってたけどOKなんてしていない。

 

私「あ、Nちゃんち?じゃ行かせていただけば?」

ムスメ「うち」

私「えーーーー。無理だな」

ムスメ「何で?理由なくない?なんで?いいじゃん。何で?」

 

隣でオットも、どんよりしたオーラを放っている。

 

私「これから試合見るんだよ。それどころじゃないよ。掃除も準備もしてないよ。それに今日遅くなるし。Nちゃんだって、お母さんビックリするでしょ?」

するとNちゃんが、

「あ、うち、全然平気です。さっき聞いたらいいって言ってたので。」

私「は?もう聞いたの?」

Nちゃん「はい」

私「‥‥‥」( 何なんだよ。どいつもこいつも)

 

私「でもさ、最近A子とばかりいて帰り遅くなったり、何度もウチに来たりして、逆にウチと関わっていろいろお母さん困ってるんじゃないかなぁ?」

Nちゃん「全然そんなことないです。友達んちにお泊まりもよく行くし、塾の友達が来たりするし」

私「ふう〜ん。そうなんだ」

 

オットはここでトイレ?雲行きの怪しさを読んだのか、テラス席を立ってどこかへ。

 

ムスメ「パパさ、ブチ切れるよね?だってそうじゃん!この前だって友達来た時シェービングクリーム勝手に使ったってキレてきたし!」  とオットがいなくなったのをいいことに、私に声を荒げる。

私「‥‥実際A子は勝手に使ったよね?それに私も見てたけど、あの時パパは全くキレていなかったよ。使う時はひとこと言ってねって言っただけ。そこで知らないって嘘ついたのはA子だよ」

ムスメ「はぁ?」

私「あと最近だって、また新しいシェービングクリームがどんどん減ってるってパパが言ってるよ?日本から持ってきたやつだから困ってるよ?相変わらず勝手に持ち出すのやめていないよね?スライム作りまだやってるの? 」

ムスメ「そんなの知らねーし!やってねーし!」

 

もうこのへんでやめておこう。

今はNちゃんいるし。

公共の場だし。

 

私「パパはお泊まりがダメなんてひと言も言ったことないです。日ごろの生活全般のことを心配しているだけ。」

ムスメ「ふぅん。じゃ、お泊まりオッケーってことでよろしく」

 

私「‥‥」また自分に都合のいい部分だけを聞き取る。

 

さて食事の後、スタジアムでは、もちろん我々と同席するはずもなくムスメはNちゃんを伴って、遠くの席に行こうとした。 

その後ろ姿にオットが「飲み物とか買うならお金あげよっか?」と声をかけている。

甘いなー、オットも。

ムスメ「あー、今いーわ。後でまた金もらいに来るわ」

ヤンキーか?

 

遠くからムスメたちの席を見ると「んなもん、ひとっつも興味ねーわ」って事前にいっていた通り、競技なんて見ていない。ひたすらスマホをしている。

 

やがてオットにお金をもらいに来て、そのままドリンクとスナックを買いに行っていた。

そしてまたスマホ

 

競技が終わって人々が帰り始めても、スマホに夢中で試合終了に気づいていない様子だ。

 

オットが声をかけてようやく腰をあげた2人。

こちらに寄って来ると「なにで帰るの?タクシーにしようぜ!暑いしさ、タクシーじゃなきゃムリだし?」とムスメ。雑踏の中で「タクシー、タクシー」と連呼している。

 

オット「じゃタクシーで帰るか」 

ムスメ「おー」

 

私「(小声でオットに)普通はさ、帰り方なんて親が勝手に決めてさ、子供は黙って後についてくるってもんじゃない?」

オット「ホントだよ。あぁやって言われるとやんなるよな」

私「わざとバスと電車にしようぜ!」

オット「‥まぁ、もう今日は遅いしタクシーでいいよ」

確かに。もう22:30だもんね。

 

かくして、ムスメの希望通り、タクシーで帰宅することになった。

お泊まりグッズひとつ持たないNちゃんも一度家に帰る必要はないと自分で言うので、4人でそのままタクシーで帰宅した。

 

後部座席に私、ムスメ、Nちゃんの並びで座ったのだが、ムスメがひとりでうるさいことうるさいこと。

異常なテンションで、友達の悪口やうわさ話をまくし立てる。言葉使いが、ほんとギャル。

 

運転手さんにも悪いので「静かにしなさい」と言うが、またすぐにやかましくなる。「静かにして!」

と何度か言ってるうちに、だんだん私が車酔いして来てしまった。

 

エグすぎる。

早く降りたい。

Nちゃんもムスメの10分の1の声のボリュームと口数で、それなりに楽しそう。

25分くらいの乗車時間で、私はスッカリグッタリだった。

 

それなのに家に着いたら「Nちゃんの布団を用意しろ」とか、ムスメがいろいろ言ってきてツライ。

「気持ちわりーんだよ。ちっと待ってろ」と言って、ソファでしばしクタッとする私。

 

オットがポツンと言った。

「そのうちさ、ウチらA子に殺されるんじゃないかって思っちゃった。すっごい顔つきで睨んでくるんだよ。何で?あんな顔って普通のヒトにはできないよ。なんかさ、そのうち殺されるかもって。」

あ、レストランでのことね。

どうやらオットがムスメの目つきに、憎しみを通り越して殺意を感じ取ったらしい。

 

私「それとかオトナになってからもお金をせびりに来たりね。A子があのまま成人したらアタシャ全力で逃げるよ。外国でも、日本の田舎でも。親って縁は切れないからさ」

オット「えっ?絶縁できないの?」

私「戸籍を別にするってのはあるかもだけど、縁ってものは切れないんじゃないの?」

 

なんつぅ会話だ。

我ながらひどいもんだよね。

 

こんなこと言っておきながら、その後ムスメの部屋にクイックルワイパーかけて、お布団を準備した。布団カバーと枕カバーをかけるのをオットが手伝ってくれた。

 

お泊まりにあたってのアレコレを、ムスメがいろいろ注文してくる。おやつ、飲み物、新しい下着、ま、何でも好きにやってくれ。

 

キミには疲れる。

このお泊まりのせいで、明日もダラダラできないよ。ご飯作ったり。どうせ寝坊するだろうから掃除機かけられないし。起きてきたら起きてきたで、私の居場所減るし。

あー、残念だよ。

 

いつも思うんだけどね。昔から思うんだけどさ。他人の家には何度も来るけど、自分の家には呼ばない親子って何でこんなに多いんだろう。

 

うちの場合はムスメも自分のテリトリー内で遊びたがる。これが大問題。だから来るばっかりの人たちと利害関係が一致しちゃう。

 

自分のテリトリーだと、えばれるでしょ?気楽でしょ?

あとムスメは超偏食だから、食事を出してもらうのが苦痛なのだ。

 

これを書いている今も、何となくまた学校帰りにNちゃんが来る予感。

今日はカンベンだなー。腰痛いんだもん。

 

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